思考伝聞

スポンサー広告

スポンサーサイト

 
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



*Edit   

押忍

渡邊一久先生・・・その1

   6日夕方、渡邊一久先生が新白河駅に到着。ちょっと早めの夕食を、サンルート白河で一緒に食べる。メニューは、10食限定「幻のヒレカツ定食」。ちなみにここの定食、10食限定の幻・・・となっている割には、いまだに食べられなかった事はない。

 食事をしながら、そして、食事後矢吹の本部道場に向かう車の中で、大山道場時代の話や大山倍達館長のお話をたくさんお聞きするが・・・人からの又聞きや、雑誌の話はやはり当てにならないものである。真実は驚くような話が盛りだくさん。
 その内容をここではあまり書けないが・・・基本的に、大山道場時代の稽古や人間模様等を語れる程の方は、古くは黒崎先生や岡田先生等の重鎮の方から、当時の若手では芦原先生位までだそうで、今ではそう何人もいないらしい。だが、芦原先生より後輩で当時白帯か緑帯程度なのに、本や雑誌等で大山道場の稽古を語っているお方などは、何もわかっちゃいないんだとか・・・。ただ、もう現役で空手をやっている人も殆どいなくなってしまったし、極真に深く係わっている人も殆どいないので、最早言ったもん勝ちだそうだ。イヤハヤ・・・。

 矢吹道場に到着後、渡邊先生と二人っきりで稽古をつけて頂く。もちろん、当時の大山道場の組手の仕方だ。双手の構えから、受けて顔面を突く・・・当たり前の事だが、こんな簡単な動作にも色んな極意がある。それは「型」もそうであるように、口伝と体験でしか伝授出来ないものであり、それをわざわざ矢吹まで来られ直伝して頂いた事は、誠に有難い事である。
 二時間程稽古をし、普段とは違った緊張感の中で気持ちの良い汗をたくさんかいた。が・・・ここで一つエピソード。実はこの日も日中から暑かったので、渡邊先生に少しでも気持ちの良い環境で稽古をと思い、普段使った事のない道場のエアコンをずっと入れておいた。すると、稽古終了後渡邊先生は「さすが東北は涼しいですね」・・・私は一応「押忍」と答える。もしかして先生はエアコンに気付いていないのかなと思い、言うタイミングを図りながらしばし観察していると、エアコンのない暑い廊下に出た。当然モワーッとしたものだから、先生は複雑な表情をして振り返った時「道場はエアコンをつけていたんです」と言うと「あー、そうですか・・・」と照れ臭そうに笑ったお顔は、とても鬼の黒崎先生と双璧を成した伝説の人とは思えないほど愛くるしかった。

                                                        つづく



*Edit   
  • naviL-3.gif
  • naviR-3.gif
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。