思考伝聞

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押忍

昇段審査会終了

   審査会が終了した。審査会場は西袋第一小学校の体育館。130名を越える受審者に加え、道場生の手伝いや、保護者等の見学者も合わせると会場には400名近く居たろうか・・・超満員だった。当日は、12時受付、13時に審査開始だったので、私も余裕を持って家を出た。途中、矢吹の本部道場に寄って、総本部から既に届いている昇段状と黒帯を持って会場入りする筈だったが・・・本部道場に黒帯が無い・・・おかしい・・・冷汗が出た。暫く捜したが見つからない。仕方ない、帯は後で渡そうと諦めて、慌てて高速に乗った。(帯はカミさんがロッカーにしまって置いたらしく、会場に届けてもらった)結局、約5分遅れで会場に到着、既に準備運動も終了し、みんな整列していた。簡単な挨拶を述べ、いよいよ審査開始。

 基本・・・少年部と一般部に分けて行う。たくさんいて審査するのも大変だが、一人一人きちんと動きを見る。白帯やオレンジ帯の子は、まだまだ動きがぎこちないが、青帯位になると流石に上手い。ところが、移動稽古になると青帯もぎこちなくなる。移動稽古は五本蹴りで締めくくったが、全般に課題は多い。今後は回転の移動をもっと遣り込み、体軸の形成を意識して欲しい。また、私は常に下半身が決まるのと、突きが決まるのが同時と指導しているが、基本的に上級者に対してであって、少年部の指導時は下半身が決まってから突く(本来、極真ではそう教えられてきた)とした方が子供達には理解しやすい。そもそも、移動稽古は非常に難しい。(もちろん型はそれ以上に難しい)いかに早く、軸を保ったまま、丹田に息を落として突けるか・・・そして、その移動の推進力をいかに拳に乗せられるか(つまりは気・拳・体の一致)・・・前にも書いたが、奥田先生ともよく話しになるところである。指導する立場にある人は、そこの所を、自分が動いてみて掴み取ったものを、自分の言葉で生徒に伝えてくれる事を願う。

 審査項目の中には、逆立ちや拳立て伏せがあるのだが、今回特筆すべきは逆立ち歩行だ。今回挑戦した人数は過去最高の47名だったが、中には体育館を往復する人も居た。素晴らしい事である。拳立ても100回を軽く越す者も居たし、頼もしい限りだ。そして・・・今回最高齢は、箭内さんと阿達さんの二人が62歳、吉田さんが59歳・・・ちなみに箭内さん、逆立ち合格、拳立て55回、柔軟は胸、阿達さん拳立て50回、吉田さん腕立て63回・・・これって凄くない?頭が下がります。そして、会津の6歳の眞白クン、腕立て100回・・・もちろん指導員が見守る中、ちゃんと正しく出来た。頑張ったね。

 連続組手に入ったのは、五時半を回っていた。疲れたよな・・・みんな。三人組手、五人組手、七人組手・・・そして十人組手。それぞれが立派に完遂・・・感動もんだった。特に佐久間勉と井上賢二の十人組手は大声援の中、歯を食いしばり闘う姿に、私も体が震えた。殆ど遠慮せずのガチンコに、最後まで倒れる事無く良く頑張った。二人とも六人目位までは余裕が有ったが、最後の四人は黒帯。流石に黒帯の壁は厚かったろうと思うし、それを感じなければやった意味が無い。門馬道場にはまだ黒帯が三人しかいないため、今回も前回に引き続き、岩手の小野寺師範にお願いし、組手の相手に黒帯を連れて来て頂いた。小野寺師範は本当に、私の為なら何でも協力してくれる。私にとっては、相変わらず怖い存在だが、人生の中で小野寺師範の様な師がいてくれる事に感謝したい。ちなみに、小野寺師範はいつも不機嫌そうで無愛想だが(師範、すいません)本当の師範の顔、そして心を知っているのは私の他には数名しかいないかも・・・。十人組手を完遂した勉と賢二も、小野寺師範に祝福され感無量の様だった。そりゃそうだよな・・・いつも睨まれてるもんな・・・。

 審査終了後、黒帯を締めた二人を見て、私も感無量だった。門馬道場にふさわしい立派な黒帯の誕生だ。今、極真の黒帯はレベルが下がり、価値が落ちたと言われている。でもこの二人、基本、移動、型、柔軟、拳立て、逆立ち、指導、レポート、10人組手、そして大会経験と、どれをとっても私が過去に見た初段の人達に、勝るとも決して劣る事は無い。「石上十年」。大山総裁がおっしゃっていた言葉だが、まさに十年・・・二人とも、よく途切れる事無く、継続してきたと思う。今後、自身の修行はもちろんだが、指導者として、社会人として、後輩の目標となる様な、そんな空手人生を楽しみながら送って欲しい。そしたらまた次のステップが見えてくる筈だから・・・。本当におめでとう。そしてお疲れ様な。



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