思考伝聞

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押忍

オランダ遠征 その1

 




まず始めに、今回、ルール師範よりオランダサマーキャンプのお誘いを頂き、私が指導に行くことに関し色々と悩みましたが、後押しして頂いた、長谷川最高師範、大石最高師範に心より感謝申し上げます。

今回の遠征は、私にとって大変意義のある遠征でした。何故ならば、極真空手を創始され世界中に普及された大山総裁、そしてその極真空手を真摯に受け継がれておられる、長谷川最高師範と大石最高師範。この連綿と伝承される極真空手の素晴らしさを、今回の遠征で身をもって体験し感ずることが出来たからです。

それらの経験の一端を、何回かに分けてブログで紹介したいと思います。

7月10日

10日の13時50分、成田発のKLMオランダ航空でアムステルダムのスキポール空港に旅立つ予定である。

福島県の私の自宅からは、成田まで約3時間。当日の朝でも充分間に合うと思っていたのだが、台風8号の影響でにわかに様相が怪しくなり、東北新幹線の運行が懸念されたため前日に成田入り。当然、飛行機も飛ぶかどうか心配したが、後は天に任すのみ。

当日、私は余裕をもって朝の11時には成田空港へ到着。チェックインと両替を済ませ、高橋師範と橋本先生を待つ。間もなく全員揃い、最後の日本食とばかりに私と橋本先生はヒレカツ丼、高橋師範はざるうどん。

予定より出発時間が早くなり、13時40分(実際離陸したのは14時)に飛び立ち、約11時間の飛行。台風の影響かやけに揺れる。


スキポール空港に日本時間で夜中の1時、オランダ時間で午後6時に到着。ルール師範とケースベック師範が迎えに来てくれて、オランダ時間の午後7時、日本時間で夜中の2時位からバイキングでの食事。機内食を食べたのであまりお腹は空いていない。

オランダ時間午後7時40分、まだまだ外は明るいが、夕飯を終えてホテルへ向かう。オランダで二番目に大きいと言うアイントホーフェン空港近くのホテルまで高速で一時間半。道はずっと平ら。放牧されていて牛や羊がいる。緑が豊富でポプラの木も沢山あり、景色がまるで北海道みたいだ。

そんな気分の中、突然ルール師範の車の警告音が車内に響く。エンジントラブルらしい。車を路側に止め、ボンネットを開けるが、「ノープロブレム」と笑うルール師範。問題なくは無いと思うのだが、そのまま出発。警告音は鳴り響いたまま。

途中何度か車を止めるが、やはり「ノープロブレム」。どうにかホテルに着いた時間はオランダ時間の午後9時半頃だが、まだ明るい。

ホテルと言っても合宿所。二段ベッドが三つあるが部屋には私達三人のみ。荷物を整理する暇も無く、再び晩御飯に出発。さっきバイキングで夕飯を食べたばかりだが、ケースべック師範のレクサスにバタバタと乗せられ10分も走るとなかなか洒落たレストランに着く。大人が約10人位いるが誰が誰だかわからない。眠気を抑えながら、ビール二杯、ピザ、ビーフハンバーグなどを頂く。

ようやく暗くなった11時過ぎに解散。外は凄い雨でしかも寒い。

ホテルに11時半頃戻ったが、日本時間ならもう午前6時半、流石に眠い。荷物の整理も程々に、私はシャワーも浴びずやっと就寝。だがなかなか眠れなかった。朝までに一時間おきに目を覚ます。


7月11日

朝は6時には目覚め、三人で外に出て近くの公園を散歩。流石オランダ、木までが高くて大きく壮大な感じがする。

ルール師範が部屋にコーヒーを飲みましょうと誘いに来る。ここで日本からのお土産を師範・先生方に渡すとみんな大変喜んでくれた。

コーヒーを飲んでいると、日本の総本部で内弟子をしていたと言う、オランダのヘーニー師範に呼ばれて部屋に行き、お土産のチーズとワッフルと風車の置物を頂く。ケースベック師範などは英語でもゆっくり短めに要点を話してくれるので大体会話が成り立つのだが、このへーニー師範は言葉は早いし話が長くてよくわからない。とにかく愛想笑いで切り抜ける。

食堂に戻り朝食。朝食は食パンとハムのみ。ピーナッツバター、ジャム、チョコなどを塗って頂く。ミルクもオレンジジュースも飲み腹一杯になる。食後、またコーヒーを飲みながら雑談。途中、インドネシア出身だが今はロッテルダムに住んでいるマンダンダップ先生が合流。

外は小雨がぱらつき寒い。食堂で色々とお世話して頂いた方から、娘さんが作ったらしい手毬を頂く。
10時頃部屋に戻り、暫し休憩。

12時から稽古。イギリスのフェルナンド先生と合流する。外の芝生の上でやるとの予定が前日の雨で足場が悪く、急遽体育館に移動。日本人三人で柔軟をしながら待っているが、なかなかみんな来ない。

多分、稽古開始したのは2時近く。2時間位待ったか。集まった人数は40名弱だが今日の仕事が終わってから来る人も沢山いるとの事。

この稽古には、スペインのアロンソ師範やベルギーのクリス師範が合流。他派閥の道着を着ている人もチラホラ見える。

みんなが準備運動をしながら、一通り自己紹介がてら、師範・先生方と暫し雑談してると、突然、ルール師範の声で整列し稽古が始まる。「門馬師範、準備運動から基本までお願いします」と、振られていたので、私の号令で稽古開始。

準備運動から基本まで、全て自分の道場と同じように行ったのだが、それはそれで大変喜んでくれた。基本稽古終了後、水分補給しルール師範の号令による移動稽古。基本的なものから、下突きから肘打ち鉄槌の順突きなど、ルール師範のオリジナルか、様々な種類の移動稽古が延々と続く。

次に、型は太極一から平安ニまでを二回位ずつやる。

その後は、ルール師範の対人稽古で、組手のコンビネーション。

午後4時頃稽古終了。その後、師範、先生方と記念撮影して解散。しかし、本来は3時半から2部の稽古があったのだが、1部と2部をずっと続けてやった感じ。結局昼飯を食べてないのでかなり空腹感がある。時間が不規則な上、時差ボケで調子が今ひとつ。

部屋に戻り着替えた後、ケースベック師範に買い物へ連れて行ってもらう。高橋師範や橋本先生はシャンプーや洗剤、歯磨き粉などを持ってきてないらしい。

車で10分位の所にあるショッピングセンターまでの車中から見る街並みはとても素晴らしい。私は本業が設計屋なので、どうしてもヨーロッパから発した「フォルト」や「ハンプ」という独特の道路形態に目が行く。

車から降りると写真を撮りまくった。ショッピングセンターは、こじんまりとした店だが色んな店が並んでおり、私達日本人は飽きる事は無い。一時間近くショッピングしただろうか、水やスリッパなど、必要と思われるものを買い込んだが、その日はあまりに寒いので、私だけ長袖のパーカーの上下を買う。

宿舎に戻ったのが午後6時頃で晩御飯の時間。なんと、米の代わりに皿一杯のポテト。チキンが一つ、そしてビール。
日本ではこれだけの量のポテトは食べたことがない。もうポテトだけで腹一杯。でも、満腹だけども満足感はない。

部屋に戻って、休む間もなく午後8時から稽古。外はまだ明るいので野外で稽古する。ビックリしたのは、集合時間のかなり前から他の師範・先生方や生徒は集まり不動立ちで待っていることだ。全員集合したら、ケースベック師範が私達を部屋に迎えに来て、私達が見えると全員で十字を切って「押忍」と挨拶してくれる。

合宿中は、毎回同じ様に迎えてくれた。ルール師範の気配りであろうが、私達は長谷川師範や大石師範の名代で来ているんだという責任感で身体が震えた。

ルール師範の号令で大山総裁に礼をした後、立ったまま黙想。やはり雨上がりの芝生の上なので足場は悪い。準備運動は再び私が担当するが、流石に道着が汚れるだろうからと配慮し開脚や逆正座はとばす。その後の基本稽古は高橋師範が担当する。

基本稽古終了後、型稽古はルール師範の号令で行う。平安一から平安五までを全員で繰り返す。その後、オランダのドニーバンリー先生が組手のコンビネーションを何種類か繰り返すが、コンビネーションには必ず下段と下突きがしつこい位入っている。しかし、この先生、身長2m近くで体重は120kg位はあり、まだまだ強そうだ。

コンビネーションが終わると、最後にまたルール師範が安三の型を数回やって今日の稽古は午後9時半に終了。

もちろん外はまだ明るいので、みんなで写真撮影。終わったら解散かと思いきや、色んな人達から頼まれて一緒に記念撮影、一体何回撮っただろう?。

ようやく撮影会も終わって部屋に帰ってシャワーを浴びる。その後はみんなで食堂に集まりビールを飲みながら懇親会。

みんなで楽しく飲んでいると、私だけルール師範とケースベック師範に呼ばれミーティング。言っていることはわかるが、お互い細かいニュアンスが伝わらないため、通訳にフェルナンド先生を呼んで、四人でミーティング。

その後は、雑談的に楽しい話を夜中の1時まで飲みながら話し、ようやく就寝。

その2へ続く



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