思考伝聞

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押忍

負ける練習

  なかなかブログが更新できませんでした。今週は矢吹町の「街づくり協議会」の視察研修で北海道に三日間行って来ました。「北の屋台村」を視察したのですが、夜はそこで飲んだり昼間は研修したりと、実に充実してましたが、せっかく北海道に行ったのですから、帯広や札幌の師範、先生ともお会いし楽しい時間を過ごさせて頂きました。もちろん研修に行ったのですからその成果もバッチリですけど・・・。

とにかく、私達設計業界は年度末は戦争ですから、何かとバタバタでホントに時間がありません。そんな時に、何で北海道?と突っ込まないで下さい。これも仕事です。

そんな中でも、先日の昇段審査など、書きたい事は山ほどあるのですが・・・それはまた後日ゆっくり書くとして・・・とりあえず、最近心に響いた詩を先に紹介します。


先日、心理カウンセラーでもあり元大山総裁の秘書でもある総極真の栃木県小山道場の鈴木稔先生が、天栄村で「教育講演」をする事になり、私も同行しました。
その講演の中で、相田みつを氏の「負ける練習」と言う詩が紹介され、私はとても共感したので早速その本を購入しました。以下、その詩をご紹介します。


「負ける練習」

柔道の基本は受身
受身とは投げ飛ばされる練習 
人の前で叩きつけられる練習
人の前でころぶ練習 
人の前で負ける練習です。


つまり、人の前で失敗をしたり 恥をさらす練習です。


自分のカッコの悪さを多くの人の前で 
ぶざまにさらけ出す練習
それが受身です。


柔道の基本では
カッコよく勝つことを教えない
素直にころぶことを教える 
いさぎよく負けることを教える



長い人生には
カッコよく勝つことよりも
ぶざまに負けたり
だらしなく恥をさらすことのほうが
はるかに多いからです。


だから柔道では 始めに負け方を教える
しかも、本腰を入れて 負けることを教える。


その代り
ころんでもすぐ起き上がる 負けてもすぐ立ち直る
それが受身の極意
極意が身につけば達人だ


若者よ 失敗を気にするな
負けるときにはさらりと負けるがいい
口惜しいときには「こんちくしょう!!」
と、正直に叫ぶがいい 弁解なんか一切するな
泣きたいときには 思いきり泣くがいい
やせ我慢などすることはない


その代り
スカッーと泣いて ケロリと止めるんだ
早くから勝つことを覚えるな
負けることをうんと学べ 恥をさらすことにうまくなれ
そして下積みや下働きの 苦しみをたっぷり体験することだ
体験したものは身につく
身についたもの それはほんものだ


若者よ
頭と体のやわらかいうちに 受身をうんと習っておけ
受身さえ身につけておけば
何回失敗しても
すぐ立ち直ることができるから・・・


そして
負け方や受身の ほんとうに身についた人間が
世の中の悲しみや苦しみに耐えて
他人の胸の痛みを 心の底から理解できる
やさしい暖かい人間になれるんです。


そういう悲しみに耐えた 暖かいこころの人間のことを
観音さま、仏さま、と 呼ぶんです。



如何でしょうか?

確かに失敗することは大事だと思いますが、失敗すれば人間だから誰でも恥ずかしいし、出来れば隠したいと思ってしまいます。
でも、いつも「失敗しないように、間違えないように、出来れば隠したい」などと思っていたら、それが消極性を生み出すばかりか成長の妨げになり、また次の失敗に繋がります。

それよりは、失敗をさらけ出し、苦しくとも受け入れる覚悟を持つ事が次の成功に繋がるのではないでしょうか。そして、その経験こそが強さや優しさになると思います。

親や先生はいつも「勝つように、負けないように」と考え、手や口を出しがちですが、もっと「負ける練習、間違える練習」の機会を沢山与える事が、最終的には「自分の身を守るための成長」に必要な事だと思います。子供達は沢山失敗しながら成長するものです。

もし失敗したとしても、それはこれから強く逞しく、そして優しく生きていくために「負ける練習」をしているのですから、私達門馬道場も、子供達に対し失敗を恐れずに何事にも「チャレンジ」させる事を教える道場でありたいと思います。



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