思考伝聞

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押忍

頑張るぞ、福島

   3日から5日まで、徳島での四国サムライ杯に行って来た。四国の選手もやはりレベルは高く、素晴らしい大会であった。
 今回、私は羽田空港から徳島空港へと飛んだが、出迎えを全て長谷川師範にして頂き大変恐縮であった。おまけに、向こうでの食事は三日間殆どが長谷川師範の御自宅で、奥様の美味しいお料理やお酒を堪能させて頂いた。そればかりか、最終日には約3時間長谷川師範や定本師範代とマンツーマンの指導をして頂いた。
 夕方、長谷川師範に空港まで送って頂き、見送られて保安検査場に入る時、妙に感傷的な気持ちになり、俺はつくづく幸せ者だなと・・・とにもかくにも、色々と実多き四国遠征であった。



 3月11日は門馬道場の審査会。もちろんこの日は忘れもしない、一年前のあの「東日本大震災」の日である。前日の夜からテレビではそのニュースが飛び交っている。丁度一年後のその日、再び大地震が来る、なんていう噂もあったので、私もやや緊張して審査会場に向かった。
 
 約二万人の死者、行方不明者を出した未曽有の東日本大震災。未だに遅々として復旧は進まず、原発の問題と相まって不安な日々を送っている人も大勢いる。しかし、審査会場について受審者、指導員、スタッフ、御父兄を入れると400名位は居たろうか、その全員が希望に満ちて前向きに思えてくる。
 震災を乗り越えて稽古を継続してきた生徒やその家族・・・震災後に入門してきた生徒やその家族・・・その人達みんなが昇級に向かって頑張って来た。つまり空手を通じて前向きに向上心を持って生きてきた証しでもある。「ここにいるみんなはきっと大丈夫。この福島の地で強く生きていける。イヤ、生き抜く覚悟がある。」そう思いながら、2時46分、全員で「黙祷」を捧げ、強く込み上げる想いに身体が震えた。と同時に、何故か不思議な感情に戸惑った。神妙な気持ちでの黙祷なのに、なにか清々しいエネルギーに満ちたあの感覚・・・これが本当の「希望」なのか・・・「あきらめないで頑張ろう」、そう改めて会場の全員が思った瞬間のパワーなのかもしれない。まだまだ捨てたもんじゃないぞ、福島。


 18日は「県南地区交流錬成大会」、25日は「県北地区交流錬成大会」。二つとも、昨年予定しながらも震災で中止にした大会である。門馬道場には「全福島」と「チャレンジカップ」の二つの大会があるが、全福島は県大会のため新人は出にくい。そのため新人戦としてチャレンジカップを始めたのだが、このチャレンジカップ、道場内の交流大会なのに350名を超えてレベルも上がってしまい、本当の意味での新人が出にくくなってしまった。そのため、入門半年位でも参加出来る大会にしようという事で一昨年から計画をしていた。二年越しでやっと実現したこの大会、案の定大成功だった。県南140名、県北160名、合計300名の黄色帯迄の新人選手達が参加。組手と型の両部門を設けたため、延べ人数は600名を超える。
 まる二日間を費やしたこの大会、スタッフのみんなはホント大変だったと思う。御苦労さまでした。そして、本当にありがとう。お疲れ様でした。
 
 そして、この大会でも震災を乗り越えた強さ、これから福島で生きて行く覚悟が見て取れた。それは「あきらめない心」。負ける事が恥ではない。倒れる事も恥ではない。恥ずかしいのは、負けてそのまま終わる事、倒れてそのまま起き上がらない事。つまり最後まで決してあきらめないという強い心、その大切さをみんながわかってくれているのではないかと・・・そんな事を再び強く感じた大会でした。



 そして、この県南と県北大会の間の20日(春分の日)には、門馬道場6年生の「卒業式」がありました。その様子は次回に書きたいと思います。「涙と感動の卒業式」、乞うご期待。



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