思考伝聞

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押忍

東日本大会・・・型編

   さて、型の大会であるが・・・審判で入っていたことや、会場が広い上に混雑していたことなどから、門馬道場生の試合は残念ながら殆ど見れなかった。

 その数少ない型試合を見た範囲だが若干の講評を・・・。
まず、主審で入ったGコートは青帯Bブロックだったが、ここは門馬道場から唯一、渡辺智也が出場。A・Bブロック合わせると68名の激戦区であったが、智也の型は気迫やスピード、安定性、正確性と、どれを取っても頭一つ抜き出ていたと思う。Bブロック副審は大石道場の伏見先生と高橋先生であったが、全く割れる事無く智也が決勝進出。決勝戦は見れなかったが、見事優勝した。

 同じGコートで、もう一クラスあったのが茶帯クラス。ここは人数は少ないが、石井新と、小川崇人の2名が出ている。さて、新の初戦だが・・・新も安定して気迫があり素晴らしいが、相手の型もとても華麗である。2人とも演武が終わり、「判定」・・・新に旗一本、もう一本は引き分け・・・私「主審、引き分け」・・・私は型に引き分けは無いと思うのだが・・・このまま新が勝ったら二人は納得するだろうかと思い引き分けにしたが、二人の型をもう一回見たかった気持ちもあった。結果、延長戦で新に三本旗が揚がり勝利を収めたが、大変素晴らしい試合だった。崇人の型も気迫や安定感があり決勝までいったが、結局、新が優勝、崇人が準優勝という素晴らしい成績を収めた。新は組手と型のダブル入賞である・・・お見事。

 その他の少年部の試合は見れなかったが、黄帯クラスは79名という激戦区で田代章仁と安斎航貴が共に3位。このクラスは私も舌を巻くほどの上手い子が10名出場したが・・・何故負けちゃったのか、みんな頭を捻っていた様だが、保護者や指導員の皆様、私に我が子の試合の様子をビデオで見させて頂けるなら、後で一人一人にアドバイスをしたいと思いますが・・・でも、章仁も航貴もお見事。
 そして、緑帯クラス。ここの出場者は44名、うち門馬道場からは5名出場・・・の筈が、優勝候補の一人である司が病気で欠場のため4名。このクラスもみんな上手いが、やはりここには鈴木統河がいる。統河は大人顔負けの正確な型を打つ。まさか統河に勝つ型を打つ子はいないだろうと思っていたが、結構接戦だったらしく、統河も試合をしながら審判に受ける様に型を変えながら打っていたらしい・・・大したもんだよお前は・・・案の定、見事優勝。

 最後に男女混合一般のクラス。このクラスも46名の激戦区だが、我が道場のエース、岩崎菜穂子と佐藤奈美子が出場した。ライバルはもちろんズバリ狩野選手。今大会の判定基準は「力強さ」であることから絶対的に女性は不利である。狩野選手の型は伝統派の様に技に極めが有りとても力強いし、組手も強いため技の威力もあり、おまけに筋骨隆々で安定感もあるから、同じ土俵では絶対勝てないと思っていた。通常この様な選手が型を打つと、摺り足での運足や、重心が高いために転身が幼稚な上、力み等で技が流れ、所謂「力任せ」の極真の伝統的な型になってしまうのだが、狩野選手は違う。
 今回、手術の影響で身体の調子が回復せず、全く稽古していない菜穂ちゃんと、その穴を埋めるために代わりに稽古指導に入り、自分の稽古が全く出来ない奈美ちゃんに、大会前、「お前ら、大会を舐めるなよ。出場は諦めろ。お前らが満足な稽古もしないで、試合で変な型を打ったら門馬道場の恥だ。」と一喝した。正直、私の本心は・・・(稽古もしていないし、判定基準も違うし、どうせ出ても勝てない。今までの実績に泥を塗る結果にもなるし、彼女達のショックも大きいだろうな・・・。)と思って諦めさせるつもりだったが・・・「最後まで諦めないで稽古頑張りますから、出して下さい」と涙ながらに訴える菜穂ちゃんを見て、渋々出場を認めた。
 結果、奈美ちゃんは稽古不足のため、自分が選んだ型に自信が持てず、一試合毎に打つ型を悩み、決心したのに試合直前で型を変えたり、試合では足がもつれたりと散々だった。それでも堂々の三位、よくもまあ・・・と言った感じであるが、よく健闘した。
 菜穂ちゃんも、試合直前に私の所に来て「師範、自信が持てる言葉を何か下さい。」と不安げな顔・・・「どう、私の型素晴らしいでしょう、位の自信を持って、演武のつもりで気持ち良く楽しんで来い。」と言ってやったが、ホントに演武会でもやってるように特に気負いもなく、淡々と試合をこなしていった様である。もちろん、満足出来る型には程遠いが、あの状態、そしてあの状況で打てる最高の型であったと思う。狩野選手にはやはり及ばなかったが、堂々の準優勝・・・見事である。

 超有名な道場にはでっかいプライドがあろう。しかし、超ドマイナーな門馬道場でも、私や門下生には同じ位でっかいプライドがある。今大会が終わって、みんなの姿を思い出しながら、そのプライドを、間違った形で守ろうとした自分を恥じた。試合後菜穂ちゃんに、「負けて良かったじゃないか。負けた方が得るものは大きいんだから。」と自分で言っといて、自分でハッとした。プライドは守るだけじゃ駄目で、門馬道場のプライドはあきらめないで挑戦し続けることである。

 良い大会だった・・・来年もみんなで頑張ろう。みんな、ホントにお疲れ様でした。



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