思考伝聞

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押忍

夢や目標

   私はロータリークラブや企業等で講演を依頼される事もあり、その時たまにする例え話しがある。それは、流れの激しく幅の広い河の向こう岸に、自分が欲しいもの、手に入れたいものがある時、人間が起こす行動には4つのタイプがあると言う話し。一つ目のタイプは、自分の力で何とか泳ぎきってでも渡ろうと努力をする人。二つ目のタイプは、仲間を集め、力を合わせて橋を造るか船を造るか、協力しながら渡ろうとする人。三つ目のタイプは、一人で若しくは仲間と努力している姿を見ながら、自分も頑張ろうとする想いはあるが躊躇していて行動に移せない人。四つ目のタイプは、他人が努力している姿を見ながらも、自分は努力もせずに、やる前から渡れる筈が無い、流されて溺れてしまえと僻んでいる人。以上の4タイプを自分に当てはめたらどれですかと・・・。

 例え話しばかりで恐縮だが・・・私は、目の前の高い険しい山に、自分の見たい景色や自分の欲しいものがあるとしたら・・・人間誰でもそこを目指して登るんだろうな・・・と思っていた。別に登山の話をしている訳ではないが、目標を持つとはそういう事だと思う。空手でいうなら、大会や昇段等は通過点でしかなく、それらを経験しながら糧にして人生のてっぺんを目指す。目先の事ばかりではなく、ずっと先に有るものも目標である。しかし・・・山に登れば登るほど、行動範囲が狭くなり、自由も束縛され、そこで出会う人は心のステージが高い人ではあるが限られてくる。逆に、山に登らず麓に住んでいれば、行動範囲も広く、自由であり、様々な出会いもあろう。だが・・・頂上目指して日々努力している人と、程々で良いんだと楽ばかり求める人・・・生まれてきた意味、世の為人の為になるんだという奉仕の心、それらを叶えるべく育まなければならない人間性、そして人としての向上心。それらを追い求める事の素晴らしさ、山を登ると言う同じ志を持つ高いステージでの仲間との連帯感、頂上に辿り着いた者にしか見えない景色や価値観は、真剣に生きる事に程遠い若者にはわからないだろうか・・・。

 先ほどの河の4タイプ・・・一番多いのはどのタイプだろうか・・・私が統計をとった訳ではないが、人間の行動パターンとしては三つ目の「今やろうと思ったのに・・・」と言いつつ、なかなかやれないタイプが一番多いと言われている。次が四つ目のタイプで、頑張る人の足を引っ張ったり、ヤジを入れるのみに生甲斐を感じている人も意外に多い。
 かつて、「普通、目標に向かってあきらめないで頑張るだろ・・・」とは、私達の世界では当たり前に聞いていた言葉だが・・・どうやらその「普通」は今は普通ではないらしい。私達の年代は当然の様に、常に高い目標を掲げ、そこに向かって努力する事の大切さを教えられた。もちろん、時には立ち止まり振り返る事も必要だが、登り始めたばっかりで、周りの木々で何も見えない中途半端な位置で不安になり、ひき返してしまったらもう一度やり直しである。疲れたら時には頑張らず、でもあきらめず、ただひたすら登る(継続)事が大切であると思う。


 「夢」は例え叶えられなくても「夢」である。「目標」は到達すべくあるもの・・・何れにしても、その「夢」や「目標」を追い求め、努力する過程が素晴らしく、尊く美しく、人として一番大切な事であると思う。



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