思考伝聞

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押忍

全福島空手道選手権・・・その2

   大会前日の午後4時、会場準備のために集まってくれた、約50名のスタッフでマット等の荷物搬入が始まった。メインコートは業者が組み立てるので設置位置だけ決めてやり、後は観客席やサブコート2面の設置に入る。養生シートを敷き、観客椅子を並べ本部席を設置し・・・とにかくみんな慣れてきたせいか手際が良く、午後6時には殆ど完成。ここで私は、招待審判や来賓の先生方をお迎えに行くため、後は保護者会の石井会長にお任せし一足先に会場を出る。
 
 午後6時半、ホテルで「ウェルカムパーティ」が始まる。私の挨拶の後、渡邊先生、大石師範のお祝いの挨拶があり、後藤監督の音頭で乾杯。乾杯後ほどなくして、石井会長から電話が入り「全員解散しました」との連絡・・・まだ7時前・・・良かった、流石。有難う御座います。・・・ホッと胸を撫で下ろす。
 パーティでは色んなお話が出たが、渡邊先生の大山道場時代の話しや、後藤監督と大石師範の「地上最強のカラテ」の撮影話なども盛りだくさんで、とにかく楽しい宴であった。

 大会当日、予定通り10時に開会式開始。しかし、来賓の数が多いせいか開会式に50分位かかってしまい、その間選手達はずっと不動立ち。すると、隣の大石師範が「みんな凄いな。ちっちゃい子までも動かないで話を聞いてるよ。」とお褒めの言葉を頂いた。

 その後、順調に試合は進んで行く。大会スタッフがとても機敏で頼もしい。そして2回戦、いよいよ今大会最大の難関と思っていた、千葉のチャンピオン後藤選手と梅宮弘樹の試合だ。序盤からアグレッシブに攻める弘樹に対し、様子を見ている後藤選手。後藤選手の上手さ強さは1回戦で証明済み。どこまで弘樹が攻め続けられるかと思ったが、何と最後まで攻め続け本戦で勝ってしまった。弘樹は一発勝負には元々強い。春の試合でも連合会S道場のワールドカップ代表選手を一本勝ちで下している。しかし・・・全力を尽くした試合の後はいつもパッとしないで負ける。今回も怪我があったとは言え、準決勝からの試合は決して褒められたものではなかった。ムラのない戦い方・・・それを可能にする「精神面とスタミナの強化」は今後勝ち上がっていくための課題であろう。
 また、昨年準優勝した吉田正一。今年は、大会前々日まで39度の高熱で寝込んでいたため、思う様に動けなかった様だが、悪い時の正一はいつも一発狙い。正一の突きはとにかく強く、道場稽古で受けているとザワザワする程である。試合でも良い時はその突きで崩し蹴りで仕留めるが、悪い時(緊張し過ぎたり、自分のペースに嵌らなかったり、反則されたり・・・)は単発の突きだけで倒そうと力んだり、今回の様に飛んだり跳ねたり、とにかく一発狙いが多すぎる。脱力して一見弱々しい突きでも、タイミングで効かす事が出来るのは充分わかっているのだろうが、興奮や緊張で頭が真っ白になるらしい・・・しかし、試合は修行の一環、克服していって欲しいと願う。とにかく大いに期待している選手、やはり課題は「精神面」である。

 女子組手は素晴らしい戦いであった。新格闘術の中学生は成人に交じっても相変わらずアグレッシブで、試合を大いに盛り上げてくれた。また、優勝した加藤久美子や準優勝の根本沙織は須賀川市と福島市に住んでおり離れているにも係わらず、矢吹道場まで来ていつも二人でスパーリングをしていた。その姿をずっと見ていた私としても感無量である。三位の瑞希も、負けたひのも「あきらめない心」で最後までよく頑張った。

 型は、一般の亜弥女さんと純子ちゃん、それを追う中学生の愛美と彩乃の戦いが順当かと思われたが・・・しかし今年は、ここに3~4名は食い込んできそうな選手がいた。来年以降はベスト8の順位は予想がつかないかも・・・。

 中学生の組手は祐伍の圧勝。みんなやる前から勝負がついている。「心、意識」の差だ。大祐や亮もチャンスは充分あるのだから、一年間目標を持って頑張って欲しい。

 小学生は細かい講評は避けるが、新や悠、魁人は流石と言ったところか・・・もちろん、負けて悔しい思いをした子も沢山いるだろう。でも、お前達には素晴らしい未来がある。空手で鍛えた精神を社会で活かせる夢がある。決して挫けない心で描く将来がある。そこに行き着くために「あきらめない心」でまた頑張ろう。今週は神奈川県大会、来月は新格闘術の大会、12月は千葉県大会。大会だけが目的ではないけど、その一つ一つが修行であり経験である。負けてたまるか~・・・。

 最後に・・・手前味噌になるが・・・今大会の講評を、大石師範の「空手日記」に以下の様に書いて頂いた。転記させて頂く。


 「昨日も書いたが、大会はこの近年において出色の内容のあるものであった。それは、普段からの稽古に取り組む姿勢からくるものだと思った。
 特に少年部の礼儀・礼節の正しさには感銘を受けた。そして一般部はもとより、女子部の充実ぶりにも感心させられた。
 今はともすれば組手中心、いわゆる大会稽古中心になり、組手は強いが型は今一つという道場が殆どであるが、門馬道場は組手も型も大変素晴らしい。
 言葉にすれば大変短いが、これを体現し、実践し、証明するのは至難の事である。それを門馬道場はごく当たり前にやっているのである。これはひとえに門馬師範の率先垂範の努力の賜物であると思う。
   私はたまらなく嬉しくなった。
   こういう道場が存在しているということが。」

 
有難いお言葉である。門馬道場益々頑張らねば・・・。 押忍。



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