思考伝聞

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押忍

大好きな小野寺師範・・・その3

   「小野寺先生の件で色々大変だったね。」と、昨夜突然、藤原先生から携帯に連絡が入った。ビックリしたがとても嬉しかった。藤原先生とは・・・日本人で初めてムエタイのチャンピオンになった偉大なキックボクサー、藤原敏男先生の事である。藤原先生は三年前の全福島空手道選手権大会に大会顧問としてご来場頂き、その時小野寺師範ともお会いしており、また、藤原先生は出身が岩手県と言うこともあり、小野寺師範の葬儀には弔電を下さった。
 偉大な方ではあるが、とても気さくに接してくれるものだから、こちらが恐縮してしまう。数年前にもブログに書いたが、東京で藤原先生のパーティに呼ばれた時、知り合いが殆どいない私に気を使い、ずっと私の横にいて話をしてくれた。小野寺師範もそうであるが、本当の強さをわかっている人はとても優しい。まさに「男は強くなければ優しくなれない」である。

 小野寺勝美師範・・・師範は竹を割った様な性格で、非常にハッキリしているのだが、小野寺師範を語るには簡単な様で難しい。語り始めれば一晩でも二晩でも話せる位色んなエピソードがあり、徐々にブログでも紹介していきたいが、まだ涙が止まらなくなるので時間をおきたいと思う。その代わりと言ってはなんだが、大石師範のブログに小野寺師範の事が、簡潔かつ明解に書いてあるので引用させて頂きたい。


※19:00頃、突然の訃報が入る。岩手の小野寺師範が、今日の未明に急死(心筋梗塞)したとの事。
 小野寺師範と私は同じ年で、共に大山総裁時代の支部長である。何年か前に私の道場を訪れ、その後、私の自宅でごくありふれた家内の手料理を「美味しい、美味しい」と何度も言いながら食べてくれた。その時の小野寺師範の屈託のない笑顔が私の脳裡に焼き付いて離れない。
 強い個性と一本気な性格で誤解を招くこともあったが、根は大変心の温かい、そして周りに気配りの出来る男であった。そして、何よりも信義を重んじる男であった。筋の通った生き方をする男であった。
 小野寺師範と門馬師範と私の三人で食事会をするのを心から楽しみにしていた。その矢先であった。惜しんでも、惜しんでも、惜しみきれない。
 今は、ただ、ただ、冥福を祈るばかりである。 合掌。 


 波乱万丈・・・小野寺師範の人生はまさにこの言葉が当てはまる。あまりに色んな事が有り過ぎた。周りで見たり係わったりしていた私も、常にハラハラドキドキの連続。耐え兼ねた私は小野寺師範に口答えをし大喧嘩した事もある。また、「トモユキは空手がホントに好きだな・・・」と呆れ顔ながら褒められた事も一杯ある。全てが素晴らしい思い出である。やがて笑って小野寺師範の事を話せる日が来るのだろうか・・・そう思う位、まだ心に穴が空いた様である。

 一昨日は白河でチャレンジカップがあったが、(結果は後日)実はこの大会の前身は「ルーキーズ錬成試合」と呼んでおり、初めて開催したのは私が門馬道場として独立する前で、既に10年近く経つ。この大会は私の地元矢吹町で開催し、小野寺師範が来て下さったのだが、大会が始まり暫く試合を見ていた小野寺師範が突然烈火の如く怒った。新人戦なので社会人はローキック禁止ルールとしたのが気に入らないらしく「ローキック無しでやるなら極真を謳うな。中止だ。」・・・だが、そう言われても試合は始まっているし、今更どうにもならない。私は一所懸命謝り試合続行を懇願し、なんとか無事大会は終了したが・・・小野寺師範は帰り際、「最初に主催した大会にしてはとても立派だった。大したもんだな、お前は・・・。」そう仰って頂き、怒られた後だけにとても嬉しかった記憶が今でも脳裏に焼き付いている。一昨日はそんな事を思い出しながら大会を見ていたものだから、何度も目が潤んで仕方がなかった。

 実は昨日も稽古が終わった後、岩手県大会のパンフレットを見ながら、小野寺師範とよく一緒に行った岩手の花巻温泉を思い出し、センチになっていた。小野寺師範からは、ちょくちょく電話を頂き「トモも水臭いな・・・たまには電話くらい寄越せ。今度岩手の花巻温泉に泊まりに来い。じゃーな」と一方的に切る。そんな事を思い出していた時に時藤原先生から電話が入った訳である。

 藤原先生は「門馬先生も水臭いな・・・東京に来た時は電話くらいくれないと・・・一緒に飲もうよ。」と言って頂いた。何か不思議な感じだった。

 機会があったら、また是非ご一緒に酒を酌み交わし、朝まで小野寺師範の自慢話をしたいと思っている。



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