思考伝聞

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押忍

誕生日その2

   みんなに祝って貰った誕生日が終わった翌週の月曜日・・・毎週月曜日は、矢吹本部少年部と女子部で私の指導日。その日も、いつもの様に、少年部が終わって女子部に移行しようと思ったが・・・何故かみんながよそよそしい。もしや・・・案の定、菜穂ちゃんが「師範、後ろ向いてて下さい」と言うものだから、「ハハーン、さては、また誕生日の続きがあるな・・・」とすぐにわかって、言われるがまま後ろを向いていた。
 すると・・・突然の凄い数のクラッカー・・・子供達、女子部、そしてお母さん達がみんなで「おめでとう」の笑顔と、華やかな花吹雪、「ハッピバースディツゥユー♪」の大合唱、抱えきれない程の花束、たくさんのプレゼント、メッセージカード、そして・・・子供達から私の評価をした、ほぼ満点の通信簿。
予想はしてたけど・・・つーか、完全にわかってたけど、なんでこんなに嬉しいんだろう。なんでこんなに感動するんだろう。なんでこんなに幸せな気持ちになれるんだろう。それはたぶん、どんなに楽しい場面を想像しても、どんなに素敵な風景を想像しても、現実のシーンには遠く及ばない事に似ている。現実は「心」が感じ「心」が動く。誕生日のお祝いも、毎年恒例ではあったから予想はしていても、仮に例年以上の素晴らしいサプライズを想像しても、現実に目の前の子供一人の笑顔の方が遥かに尊く、心に響くからだろう。
 
 前回も書いたが、忙しい毎日、余裕のない毎日の中で、あったかいものに触れる喜び。そのあったかいものに触れさせてくれたのは、空手をやっていなかったら知り合ってなかった人達である。不思議な縁を感じると同時に、空手をやってて本当に良かったと思う。
 人との係わり合いと言うのは「間合い」が難しく、遠過ぎて悩み、近過ぎて悩むもの。人間関係が難しいのはその「間合い」のせいであるが、空手のみんなの「間合い」は絶妙であるし、ましてや、子供達には「間合い」の調整はいらない。何の損得勘定や駆け引きもいらず、適当に行けば適当に返ってくるし、思いっきりぶつかれば思いっきり返ってくる。私さえ真剣にぶつかれば、何の見返りも求めず満面の笑みを返してくれる。子供達との付き合いの中で、私達大人はそんな事も忘れてしまったのかと、つくづく感じることもある。大人になって失くしかけてるもの・・・まだまだ子供達に教えられる事は多い。 
 ちょっとキザだが・・・福山雅治の唄を引用したい。

        人に出会い、人を信じ、人にやぶれて、
        人を憎み、人を許し、また人を知る、
        風にふかれ、泣いて、笑い、生きるこの道
        あなたの笑顔、それが道しるべ


 やがて子供達も、「生きる」と言う事をイヤでも知る。だから、今は「あいつら」と真剣に向き合い、恩返しをしなくちゃならない。今は・・・人を信じること、許すこと、頑張って、泣いて、そして笑うこと・・・それを教えるのが、その事を教えてくれた子供達への恩返しだと思う。



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