FC2ブログ

2014年11月

        
category - 押忍

挑戦することの大切さ

2014/ 11/ 27
                 


名古屋でのチャンピオンシップが終了した。非常にレベルの高い大会で、ここで入賞するのは至難の業である。それでも、小6の秀虎は3位、中1女子軽量の希歩と中1男子軽量の優太朗は準優勝と結果を残した。素晴らしい、大したもんだよ、お前たち\(^o^)/


これで、今年の大会は残すところ仙台と東京の2大会のみとなった。今年の門馬道場の参加大会は、主催試合も含めると26大会。平均すると、ほぼ毎月2回は出場している訳である。

しかし、門馬道場生の全員が大会に参加している訳ではなく、恐らくはほんの2~3割位の人達が何度も何度も大会に挑戦し、負けても負けてもそれでもあきらめずに挑戦を続けているが、残りの人達は殆ど大会に挑戦することなく、負ける悔しさも反省もないまま1年が終わる。


人間は弱いもので、目的や目標が明確にないとなかなか頑張ることが出来ない。特に子ども達も中学年以上になると挑戦することに非常に消極的なので、出来得るならば親御さんが背中を押して挑戦する勇気を与えてあげられたら良いなと思う。

そもそも、大人も子ども達も心身共に強くなるために空手を習っているのだから、何事もあきらめないで挑戦し続ける事が大切な訳で、そこを避けていたのではいつまで経っても強くはなれない。

『うちの子は無理』『僕は無理』とか言って、最初から挑戦する気持ちを潰さないで、ひとつ、来年のチャンピオンシップ目指して頑張ってみてはどうだろうか?きっと、子どもの顔が自信に満ちた笑顔に変わります(^^)


もちろん、大会だけが空手ではない。私は私でジレンマがある。大会などに挑戦する機会が増えたのは素晴らしい事だが、毎回大会に追われ、日常の稽古では必然的に大会仕様のメニューになる。基本、移動は程々にしても、コンビネーション、ミット、組手で1時間30分はあっという間に終わってしまう。親御さんはこの稽古をさせたいために道場に通わした訳ではないだろうし、私はこの稽古をさせたくて自分の人生を空手に賭けてきた訳でもない。


特に大人に関して言えば、本当は空手道の根幹を成す型稽古や、武道における身体操作、顔面や掴みを想定した組手、護身術、武器術、そして技の精度や威力を上げるためのテクニカルな稽古も、もっともっと時間をかけて稽古したい。その様な日本の素晴らしい武道を、厳しい稽古の中から身を持って掴み取り、その自信や体験を一般社会の中で活かす事が本来の空手修行の目的だと思う。


確かに昔は、稽古時間中はほぼ基本、移動、組手のみで、稽古が終わるとまた延々に組手で、それでも何の疑問も持たなかったが、現在は組手メインの稽古では皆辞めてしまう。やはり武道としての空手道の奥深さを、時間をかけて伝えていかないと、色んな目的で道場に来ている人達を満足させ引っ張って行く事はなかなか難しい。


余所は知らないが、福島では大会で活躍したいとか喧嘩に強くなりたくて入門してくる人などは皆無で、殆どは運動不足解消やら健康増進が目的である。

稽古にくる頻度など、下手すると週に1回とか月に2~3回の稽古で満足している人もいる。それで自分が変わったり健康になったりするかどうか考えてみればわかるのだが、その方々のペースだからどうしようもない。


でも、その空手のお陰で仕事に張り合いが出たり、段々に目標が具現化してきて人生そのものに張り合いが出来るのであれば、それはそれで良いことだと思う。大事なのは挑戦すること、継続することの大切さに気付く事。そして私達指導者達も常に挑戦し続け、あきらめないで継続し、率先垂範で引っ張って行ってあげる事である。


空手は幾つになっても続けられる。60歳になっても70歳になっても、稽古さえ怠らなければ千葉の奥田師範の様に動けるおじいちゃんになれる^_^;


その奥田師範が、チャンピオンシップの次の日、長谷川道場で昇段審査があり、6段を受審し60人組手を完遂した。60歳の奥田師範は、常に私の目標とする素晴らしい先輩であり、盟友であり親友である。その奥田師範が連続組手をするのだから必ず私が立ち会い、骨を拾うつもりでいた。

しかし、諸事情から今回は叶わなかったが、次の日、長谷川最高師範はじめ色んな方々に聞いたところ、『奥田師範は補強も型も組手も、全てにおいて流石に素晴らしかった』と絶賛されていた。

私は何十年もずっと一緒に稽古してきた奥田師範が誉められる度に、我が事の様に心から本当に嬉しかった。私も、奥田師範と一緒に追い求めてきた空手は正しかった証明にもなる。奥田師範は、これから後に続く私達に確実なる道を示してくれた昇段審査とも言える。

奥田師範、お疲れ様でした。次の70人組手は必ず駆け付けます^_^;


幾つになっても挑戦し続ける事・・・私はそれを奥田師範から学びました。現在、空手を学んでいる子ども達も大人達も、出来ない理由ばかり捜さないで、これからの自分の人生を豊かにするために、挑戦することをあきらめずに頑張りましょう。


                         
                                  
        
category - 押忍

オランダ遠征 最終章

2014/ 11/ 02
                 







今更ながらですが・・・それなりに催促されているので更新します^_^;


フェルナンド先生と別れて一時間半も走ったろうか、一度ホテルへチェックインする。ルール師範が二時間後にまた迎えに来るからという事で、部屋に案内されると、ベッドも広いしバスタブもある。やっとお湯に浸かれる。とにかく汗を流したい。暫し風呂でうたた寝。


午後7時半にルール師範が迎えに来てくれ、車で10分位走るとルール師範のご自宅。何と「SEIKO」の時計屋さんである。店に入り、家の中を案内して頂く。そして庭にはアジサイや竹の木、卓袱台などもあって日本風である。犬も三匹いるが、名前がブドー(武道)、オビ(帯)など、本当に日本が好きなのが伺える。


ルール師範とケースベック師範の奥様が二人で作って下さったお料理を頂き、ビールやワインもお腹一杯御馳走になる。ずーっと、パンしか食べていなかったので、スープやチキン、ピラフなど、とにかく美味しく頂き、11時頃ホテルに戻り久し振りに柔らかい布団で爆睡。


あまりにぐっすり寝たので、朝目が覚めたとき一体私は何処にいるの?此処は何処?状態であった。今はオランダだ・・・と思い出し複雑な気持ちで朝風呂に入る。その後、高橋状態と橋本先生と三人で8時から外のテラスで朝食。のんびりとした時間が流れ、話は尽きない。

10時にルール師範が迎えに来られ、近くの公園を四人で散歩。とても綺麗な大きな公園だが、犬の糞がやたら多いのが気になる。公園を歩いて抜けると、見覚えのある景色が広がり、そこはルール師範のご自宅の近くだった。近くには川があり、そこを渡る橋は「跳ね橋」である。暫く見物し再びルール師範宅で昼食をご馳走になる。


昼食後、奥様も交え五人で車を走らせ「デルフト新教会」を見学。デルフト新教会は「マルクト広場」と言うところに建っており、新教会の中には、デルフトの街とオランダ王家との関係の歴史を紹介する展示がある。階段を400段登り、教会の塔に出ると、そこはデルフトの旧市街の向こうに、デン・ハーグやロッテルダムまで見渡す事が出来て、その景色は絶景であった。


降りてくると、ビールを飲みながら再び食事。お腹は減ってないが奥様がハンバーガーの化け物みたいなものを注文してくれたので、有難く頑張って食べる。


暫し歓談し、ビールをお代わりした後は、マルクト広場(オープンスペースのショッピングモール)で、お土産などを買い込んだ。


その後午後5時頃か、ルール師範の道場へ稽古をしに向かう。本来この日は、道場は休館日で生徒はいないため、ルール師範は翌日一般稽古に参加してもらおうと考えていた様だ。しかし、「私達の帰る日は明日なので無理です」と答えたらとても残念がっていた。私達の帰る日を一日多く勘違いしていた様である。それで急遽、稽古と相成った訳である。


立体駐車場に車を止め、少し歩くとスポーツアカデミーの看板が見えた。ルール師範の道場は、所謂スポーツジムの建物の一角にあり、色々な人達が出入りしている様だ。流石に明るい雰囲気の広々とした素晴らしい道場である。


着替えを済ますと、早速稽古開始。みんなで型稽古となる。平安その?から全ての型を2~3回ずつ行う。その他、ルール師範のオリジナルな型も幾つか行い、稽古終了。またもビールを頂いた後、再びルール師範宅へ戻り、またしても奥様手作りの夕食をご馳走になる。この日は少し早めにホテルに帰りゆっくり休む。


次の朝、7時に起き荷物をまとめる。今日でオランダともお別れである。ルール師範が10時に迎えに来る。そのままルール師範宅へお邪魔し、近くの街中をショッピングがてら奥様も交え五人で散歩。そのまま運河沿いのレストランにて昼食。最後の食事である。ここでも色んな話をした。


その後、ルール師範宅へ戻ると、ケースベック師範が来てくれて2時に二台の車で一路スキポール空港へ。心なしかルール師範も無口になる。3時頃に空港に着き、いよいよお別れである。固い握手と、ハグをしながら再会の約束をする。ここでも涙が出そうだった。ただ、搭乗の手続きがよくわからず、バタバタしている中だったので、最後は充分なお礼も言わないうちに別れてしまったのが心残りであった。


チェックインが終わると、三人それぞれがお土産買いに専念する。4時半頃、集合場所に集合すると、前もって見つけておいたラーメン屋さんへ。三人でビールを飲みながらラーメンを食べるが三千円を越す値段の割にはとっても不味かった。


現地時間午後5時50分、飛行機は一路、成田空港へ飛び立ち、約11時間のフライトを終えて成田空港に翌16日のお昼12時に到着した。


空港では三人で固い握手。お世話になったお礼を言い解散。私は午後5時頃自宅に無事到着。こうして一週間のオランダ遠征は終了した。


ルール師範、色々とありがとうございました。とても楽しかったです。また、機会がありましたら宜しくお願い致します。


ちなみに、この次の日、同じスキポール空港から飛び立ったマレーシア航空の飛行機が撃ち落とされた。間一髪・・・。


以上の様に、私は総極真としては初めての海外サマーキャンプに参加させて頂き、とても貴重な経験をさせて頂きました。これも一重に長谷川最高師範、大石最高師範はじめ、総極真の支部長方々のご協力があってのことだと、心より感謝いたしております。

この経験を、今後、総極真の発展のために活かしていく所存であります。自分の責務を100%果たしたとは言えないかもしれませんが、今回のこのサマーキャンプ参加は総極真オランダにとっても発展に向かう良い機会であり、かつ、日本との強いつながりを作っていくための大切な機会であったとも思います。

今後とも、このような機会があれば、総極真のために身を粉にして働く所存であります。有難う御座いました。

押忍。


以上