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2011年01月

        
category - 押忍

東京型講習会にて

2011/ 01/ 31
                 
 1月30日は、4月に行われる「第一回全日本型選手権大会」のための「型講習会」が、大石道場主催で千代田区立総合体育館にて行われた。門馬道場からは約20名で参加させて頂いたが、講習会もさることながら、ワゴン車3台に分乗しての片道3時間の道中は、旅行気分の大変楽しい時間でもあった。ただ残念なのは、今回の講習会を最も楽しみにしていた菜穂ちゃんが、身体の調子を崩し、更に膝の怪我もあって参加出来なかった事が悔やまれる。
 途中休憩で早めの昼食をとったり、コーヒーを飲んだり、車中では指導員や道場生と色々話しているうちに「あっ」と言う間に楽しい時間は過ぎる。到着し会場前に車を着けると、偶然にも大石師範が一人で歩いていらっしゃったので御挨拶して暫し立ち話。その後道場生も御挨拶させて頂いたがこの瞬間からみんなの緊張が一気に高まった様だ。

 大石師範と一緒に着替えをして会場に入ると、溢れんばかりの人、人、人・・・。150人位いるだろうか・・・見覚えのある顔は沢山いるのだが、あまり話した事もない黒帯の先生方がしかめっ面して準備運動をしている。奥田、釘嶋の両師範を捜すがまだ到着していないみたいで見当たらない。すると鈴木先生が駆け付けてきてくれて、ようやく気を許せる仲間と5日ぶりの再会。その後色んな師範、先生方と挨拶しているうちに奥田師範も到着し、顔なじみの3人で雑談、何故かホッとする。
 その後も、釘嶋師範や田中師範、北海道の高橋師範や石川先生、西岡先生など、冗談を言い合い気兼ねなくお話し出来る師範や先生方との交流も楽しく嬉しかった。

 講習会が始まり、準備運動、基本を終え、いよいよ型。しかし・・・私達師範はスペースが無く、また参加者の看取り役と言う事で動けずじまい。私は動きたくてプルプルしてたが、それよりも、出来れば各道場の師範や先生方の型を5人位ずつの少人数で幾つか見せて頂き、教えてる先生は普段どんな型を打つのか、各道場ごとにどれ程の違いがあるのか、じっくり確認をさせて頂きたかった。そうでないと、道場生が打つ型は習ってそうなったのか、間違ったのかがわからない。事実門馬道場生も、間違ったところは指摘されず、そう習ったところを間違いと指摘されたりと、終わった後の道場生の反応は余計混乱していた。見ていた保護者や講習会に参加していた子供達も、帰りの車中で「何で間違ったりバランス崩してるのに旗が上がるの?」と、素朴に不思議がっていた。一般的に観客が見て疑問が出る様では、今後の普及発展は有り得ないと思うのだが・・・。
 空手をやっている人、特に極真の人はすぐに「型の中の突き・蹴りに威力がなければ・・・」と言う。確かにその拘りはわかるのだが、しかし現在の空手は、基本・移動稽古から練り上げて「形」をつくり型稽古をしているのに、形が型に嵌っていない「型」をやって何の意味があるのだろうか・・・立ち方も突き方・蹴り方も威力や力強さのみを求めてるなら、ミット稽古の方が良いのに・・・形が崩れて型に嵌らない「型」でも威力が第一と言う先生には、機会があったら何で型稽古をするのか一度じっくり聞いてみたいと思う。

 型を大会として競技化させるのには大変なご苦労だと思う。それを推し進めていらっしゃる大石師範や大石道場の先生方には本当に頭が下がる思いで一杯である。だからこそ、私達審判員も選手ももっともっと真剣に取り組まねばならないのではないだろうか。講習中、私は大石師範の隣に居させて頂いたので、判定に迷いそうな時は「門馬師範は赤か白のどっちですか?」と聞かれ、答えはほぼ大石師範と合っていたが、旗は面白い様に逆に上がった。また、正面にいた師範方々が「これは間違いなく白」だと呟いていると、判定が真っ二つに割れ大石師範や師範方が一斉に「エーッ、何で・・・」となる。そこで審判員に聞いてみると、手がどうとか足がどうとか、枝葉末節的な話しになる。私も初めて聞いたのだが例えば「撃砕大」で「手刀内打ち」を「水平チョップ」で教えている道場もあり、当然形も意味合いも違う訳で、演じている人に何ら責任はないのであるが、見慣れない人は当然減点対象にする。また、「観空」で腰を切って貫手をかわし突きにすると、初めて見た人は「膝が動く」と言って減点対象とする。もちろん技は理に叶っていなければならない訳で、枝葉末節な事だからと言って何でもかんでも良い訳ではないが、そこを明確に見極めないと、歴史も先生も違う道場同士が同じ基準で競技として行うのは不可能になってしまう。

 今回も講習会に参加させて頂いて思ったのだが、「型の緩急」や「力の強弱」は全く度外視で、精一杯力んで、威力のありそうな突き蹴りを力任せに出していれば「力強い」と判定され、「流れ」が無く一個一個で技を止め、居着きまくれば「安定」していると判定される。特に、型の順番さえ曖昧で止まったり間違ったり、力みまくってバランスを崩したり、殆どと言うより、多分数回しか通しでやった事が無い様な人の型でも、半分位の審判の旗が上がる現実に、一体どうやったら型試合に勝てるのか・・・終わってから数人の師範方と話したが、今の所は全く対策のしようがなく、あと約二ヶ月で審判員のレベルアップに期待するしかないと感じた。

 帰りも大石師範とお話させて頂いたが、失礼ながらも「今回の講習会で問題は沢山出ましたが、対策はまだ出ていないと思いますので、もう一度講習会を開催して頂きたいです。押忍」とお願いした。

 全力を尽くさねばならないから・・・様々な想いを持って、この大会に真剣に取り組んでいる選手や関係者など全ての人達のために・・・大会を大成功で終わらせるために。
                         
                                  
        
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冬季合宿・・・あきらめない心

2011/ 01/ 12
                 
 年が明け、挨拶回りや新年会などもようやく落ち着き、仕事に集中しなければならないのですが・・・しかし、毎年この時期は空手の冬季合宿があり、これが終わらないとどうも落ち着きません。何しろ、100名を超える子供達を預かり、「来て良かった」と思える内容の稽古をして、しかも何事もなく無事帰路について貰わねばならない訳ですから責任重大です。

 今年は、8日から10日までの3日間、恒例の「ルネサンス棚倉」で2泊3日で行われました。この合宿、参加資格は基本的に小学校2年生以上で、夏はかなりの人数が集まりますが、冬はとっても寒い事から、今回の参加人数は約112名という少人数でした。案の定、合宿中はこの冬一番の寒波がきて、体育館の中は冷凍庫のようでした。しかし逆を言うと、だからこそ合宿の意義があり、参加した人達にとってはとても良い経験になり、今後の稽古や日常生活に取り組む際の精神的な自信にも繋がると思います。今回参加を躊躇した人も、心身を鍛えよう、自分を変えよう、積極的に生きよう・・・そう思って入門してきた訳ですから、その想いを貫き通さねば何も得られない武道の修行過程において、「暑い、寒い」などと言ってないで、次回からは是非参加して欲しいと思います。実際、小学生のちっちゃい子でも白い息を吐いて頑張っているのですから・・・。

 今回の合宿のテーマは「型」と「組手」。当たり前と言えば当たり前なのですが、前回までは「型」を打つために、基礎をつくる地稽古をふんだんに取り入れていました。しかし、今回はとにかく「型」を繰り返し行うのみにして、時にはゆっくりと時には静止して何度も反復しました。特に一般部では「辛くて涙が出た」とみんなが口ぐちに言っていましたが、「量」の稽古も当然重要です。稽古が終ってから耳にしたのですが、組手の選手が「型をやり込むと組手が強くなるかもと初めて思いました」と言ってましたが・・・何を今更・・・テメーコノヤローです。
 「組手」の稽古では、「受け返し」と大氣拳の「練」を徹底的に行いました。もちろん仕上げは総当たりの「組手」を何十ラウンドやったか・・・。
 しかし、「型」や「組手」が終わると、小休止に入るのですが、冷凍庫の様な体育館ですから5分もすると汗が完全に冷え切り、身体の芯から震えが来ます。そんな時、今回も保護者会の皆様が大勢で差し入れに来て下さり、「ココア、ホットカルピス、味噌汁」と、ホントに「心」まで温まる飲み物を準備して下さいました。心から感謝致します。有難うございました。

 合宿最終日は、「子供の型団体戦」。3~5人一組で、24チームの参加。優勝したチームは流石に上手かったけど、でも、入賞しなかったチームも素晴らしい出来でした。ただ私は、この大会に参加する意義は、入賞うんぬんや型の出来そのものよりも、子供達だけであれこれ悩んで打つ型を決め、チーム名を考え、それぞれの配置を考え、みんなで勝利に向かって努力する過程で、色々な事を掴み取る事にあると思います。
 私はいつも、「空手の試合は個人競技、道場稽古は団体競技」と言っていますが、先輩が後輩に一所懸命教えてる姿、後輩が先輩の教えを一所懸命に聞く姿、そして勝っても負けても共に喜び共に悔しがる姿は、その言葉を具体的に言い現す良い機会であったと思います。個人競技は、頑張るか頑張らないかは自分次第で、自分が頑張らないと結果は出ないし、誰のせいにも出来ない自己責任です。でも、普段の稽古では一人で頑張れなくても、あきらめそうな時でも仲間がいれば頑張れるし、先生や先輩、仲間や後輩のために力を発揮できるという事もある訳です。つまり世の中は全て、「人は人によって活かされている」訳で、だから空手においても個人競技であり団体競技でもあると私は思います。でも最近は、その団体競技である筈の道場なのに、協調性を持たない人が多くなりました。先輩は先輩なりの、仲間は仲間なりの責任があります。もちろんそれは「義務」ではなく「義理」ではありますが、人は決して一人では生きていけないし、周りの人達に助けられ励まされて生きています。「お互い様」と言う事に気付いていない人が多く見受けられます。辛くなったら休む、頑張らない。苦しくなったら辞める、あきらめる。もう少し、あと少し、ちっちゃい夢でも絶対叶えるんだという強い意志、自覚、責任感があれば必ず叶うのに・・・。そのまま夢をあきらめるのでしょうか・・・それは自分一人の問題で終わるのでしょうか・・・。今回の合宿、そして型の大会では、100㎝にも満たないちっちゃい子供達が、寒さに震えながら、それでも班のリーダーや学年や帯上の先輩としての責任を全うするべく頑張る姿を見て、また子供達に教えられました。もちろん、子供達自身も素晴らしい経験として残ったのではないでしょうか。

 人は誰でも夢や目標があります。でも、それを叶えるべく努力する人の方が少ないのかもしれません。何故でしょうか?それは、自分自身をすぐに甘やかすからです。空手で言えば、入門した時の強い気持ちがずっと続いていれば、大概の目標は叶うのでしょう。しかし、その強い気持ち「想い」は段々と薄れてゆく・・・段々自分に負けていって結果あきらめてしまうものです。かく言う私も、何度夢や目標をあきらめてきた事か・・・何度挫折した事か・・・でも、「あきらめない心だぞ」と皆に言い続けてきたからこそ、自分も何とかここまで来れたのかなと思っています。そして、これからも挑戦する強い意志だけはずっと持ち続けて行きたいと思っています。

 「土壇場に強い人」・・・それは、最後まであきらめない人の事を言う。私は「道場」で「土壇場に強い人」を沢山育てていきたいと思う。
                         
                                  
        
category - 押忍

謹賀新年

2011/ 01/ 05
                 
 新年明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。

 昨年の忘年会からお正月の二日間で、お酒の飲み過ぎからか、体重が3キロも増えてしまいました。年末の稽古納めも、元旦の初稽古も、リバースする位追い込んだのですが、なかなか体重が落ちません。

 と、言う事で、三日は朝抜き、昼は日本蕎麦だったのですが・・・夜はがっつり食べて呑んでしまいました。よって、昨日は朝も昼も抜きで頑張りました。しかし・・・また夜には焼き肉を食べてしまいました。一番悪い減量法・・・わかってはいるのですが、食欲には勝てなかった・・・。

 本日は仕事始めですが、朝抜き、昼は日本蕎麦、果たして夜は・・・。

 でも、どうせ今週末は合宿だし、またがっつり食べて呑むんだし、減量は来週からにしようかな・・・。

 イヤイヤ、新年早々妥協する訳にはいかん。今日は稽古を頑張って、夜も日本蕎麦にしよう。