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2007年07月

        
category - 押忍

環境・・・振り返って感謝

2007/ 07/ 31
                 
 また、駄目だ・・・。忙しさにかまけて、稽古をさぼってばかり。イヤ、サボっているのでは無い・・・本当に時間が無い。
 もちろん、空手においては、組手で道場生に負けないだけの稽古は毎日しているが、空手以外の大氣拳や居合いや古武術の稽古が思うように出来ないのだ。そもそも、私は極真空手にしか興味は無かった。イヤ、今もそうだと言えるかも知れない。しかし、四十を超えた頃から体中にガタがき始めた・・・拳、腰、肩、足首、そして最近では、追い討ちをかける様にアキレス腱炎・・・いつ迄このままのスタイルで稽古が出来るのか・・・焦る。そんな想いから、今迄とは違った身体運用を体得しようと、数年前から大氣拳や居合いや古武術を始めたのであるが・・・朝から夜は稽古直前まで毎日仕事に追われ、月に何度かは出張もある。道場での指導を週に四日で勘弁して貰い、睡眠は六時間以上寝てないのだが・・・それでも時間が無い。演武会や講習会は毎週の様にあるし、県大会も近い。正直、仕事と空手でいっぱい、いっぱい・・・家族との時間はもちろん無い。
 そんな中、古武術の佐野先生に習いに行く時は、仕事を終わして午後七時に埼玉へ向う。高速を飛ばして車で二時間。九時から深夜十二時過ぎ迄マンツーマンで稽古をつけて頂く。一時近くに埼玉を出発し、途中サービスエリアで遅い食事を摂り、自宅に着くのは三時過ぎ。流石にキツイので、先週は昼間の時間にお願いした。だが・・・ろくに稽古もせずに伺ったものだから、先生に「筋は良いのだが基本が出来ていない・・・」と一喝。それでも丁寧に四時間程教えて頂いた。本当にこんなんじゃ駄目だ・・・自分の為の稽古ではあるが、先生に報いる為に頑張る覚悟である。

 色んな事に追われている毎日だが、何も忙しいのは私だけでは無いだろうし、この環境が嫌かと聞かれれば、嫌ではない・・・どちらかと言うと好きではある。忙しいという事は、それだけ充実している訳だし、男に生まれてきた甲斐性を身を以って感じている。ゴルフもスキーもパチンコもやらない・・・でも、それらに負けない楽しみは山ほどある。
 例えば、先日のYOSAKOIソーラン・・・生憎の大雨・・・何度も中断し、最後は中止にもなりかけた。私の所にも、主催者側から「子供達が心配ですから踊るの止めましょうか・・・」と声をかけられた。私も待機している間、ずっと悩んでいた事ではある。しかし・・・今日まで頑張って練習してきた・・・合宿が終わって帰った後も、道場で寝不足や稽古で疲れた体に鞭打って頑張った。躍らせたい・・・「この大雨だから滑るし危ない。それでもみんな踊りたいか?踊りたい人は手を挙げて」・・・一人も欠ける事無く手を挙げてくれたが、決して仕方なくでは無い。その証拠に全員の目がキラキラ輝き、私に「踊りたい」と訴えかけている。自分でも、何て無責任な事を子供達に聞くのかと、罪悪感にかられたが、決心がついた。「よし、やるぞ~」とみんなで気合を入れた。
 全ての団体の発表が終了し、最後はいよいよ門馬道場の演武。子供達の事を考え、短時間で終わる様に、演武はやめて「空手どっこいしょ」のみにした。一段と強く降る雨・・・びしょ濡れのステージに子供達は躊躇無く正座。「黙想・・・正面に礼」。「構えて」・・・踊りが始まった。大勢の観客も、もちろん保護者の方々も、固唾を呑んで見守っている。私も滑って怪我でもしないようにと祈る。素晴らしい踊り・・・蹴る度に、水飛沫が飛ぶ。何よりみんな楽しそう。雨の中、一所懸命生き生きと笑顔で踊っている姿を袖から見ていて、目頭が熱くなった。そして、再び正座して黙想。「押忍、有難う御座いました」。みんなのやり遂げたという、充実した笑顔。一人一人抱きしめたい衝動に駆られた。凄い歓声、拍手・・・。感動・・・。

 忙しいけど、不満はあるけど、愚痴も出るけど・・・こんな素敵な環境、仲間、子供達・・・いくら欲しくても普通は手に入らない。それがあるだけで、私は幸せである。子供達は色んな事を気付かせてくれる。色んな事を教えてくれる。恩返ししなくてはならない。そして、そんな子供達を見守ってくれる色んな仲間・・・。みんなと同じ時代に生き、同じ時間を共有している事だけでも幸せなんだな・・・と。そんな事に気付かせてくれる環境は素敵であり、取り巻く仲間は最高であり、全てが私の宝物である・・・違いのわかる男の ネスカフェ ゴールド ブレンド・・・感謝である。
                         
                                  
        
category - 押忍

夏季合宿・・・その2

2007/ 07/ 25
                 
7月15日
 早朝六時。眠そうではあるが、遅刻者も無く全員集合。黙想から始まって、準備運動、基本稽古へと進む。みんな大きな気合を出し元気そうだ・・・が、問題はこの後だ。参加者は毎回合宿で、新しい「型」を一つ覚えて帰るのだが・・・前日の寝不足の為、型の様に頭を使う稽古をすると、意識が朦朧としてくる子供がたまにいる。毎度の事ではあるのだが・・・班毎に別れ、型稽古を始める・・・案の定、正座しながら寝ている子もいる。「先生、○○ちゃん寝てる~」とか言いながらも、お互い励ましあって、何とか頑張っている模様。
 一般部は、と言うと・・・この日は「裏」の型を行ったのだが、「太極の裏」や、「平安そのⅠ裏」位までは良かったが、「平安そのⅡ裏」になると、流石に???で、目が泳ぎながら稽古している。本来、空手にとっての「型」は、稽古の根幹を成すと言っても過言ではないが・・・日常の稽古では、なかなか「型」の時間が取れない。現在の極真は組手の大会がたくさん有り、子供も大人も、それを目標としている人の割合は多い。大会で勝つには、型稽古では効果が出にくい為、当然、大会組手に沿った技術の修得に時間を費やす。いわゆるミット蹴りや、スパーリング・・・しかし・・・だとするならば、それは最早空手ではない・・・でも、型ばかりやって、大会で勝てなかったら、それは最早極真ではない・・・。そんなジレンマの中、道場の日常稽古では、偏らないように色々な工夫をしているが、合宿は思う存分に型稽古が出来る。この日は、八時から朝食を摂り、少し休憩をした後、午前中はミッチリと型稽古を行った。裏の型のみなので、みんなクルクル回りっぱなしで、目が回ったかもしれないが、体軸の形成には非常に良い。すぐに表の型をやると、妙に軸がしっかりしているのに驚くだろう。古伝の型は、分解に口伝のみで伝わった用法があり、一朝一夕には体得出来ない程の技があるが、残念ながら、極真の型に分解は無い。(一部で分解を最もらしく解説しているが、全てこじつけ・・・つーか分解とは言えない程、そのまんまだし・・・)極真は裏の型がある事自体、体軸の形成・・・つまり、最初はバランスの稽古と割り切った方がスッキリする。もちろん極真の型に、それだけの意味しか無いとは思わない。単純にバランスの練習なら、私が行っている、SAQトレーニングの方が有効で手っ取り早い。型は大切である・・・だから型稽古をする。その効用については、長くなるので別の機会に譲る。
 裏の型のみ三時間・・・台風4号の影響で、夏季合宿の割には涼しかったが、終わった頃は、流石に大量の汗・・・と、ここで保護者の石井さん、小川さん、加藤さん、鈴木さん達がご夫婦で麦茶の差し入れをしてくれる。160人分の麦茶・・・みんな大喜びだった。本当に心から感謝致します。

 午後二時、いよいよ合宿最後の稽古。ここでは組手の稽古がメイン。前日行ったステップに、フェイントを入れながらの突きや蹴りを、ミットや対人で行う。そして最後はスパーリング。全員総当りとまではいかなかったが、それでも、二十人位は手合わせしただろうか・・・ただし、時間は一人約二分・・・と言うより私の気分次第。みんなかなり疲れたみたいだった。
 黙想して挨拶した後は、記念撮影。そしてロビーにでると、またしても、保護者の石井さん、小川さん、加藤さん、鈴木さん達がご夫婦で、160人分の麦茶の差し入れをしてくれた。御礼に、夜の親睦会に参加して下さいと伝え、沢山注いであげようと思ったが・・・気を使ってか、帰ってしまいました。次回は是非参加して下さい。
 私達、指導する側も、ここで冷たい麦茶を飲み、ホッと一息・・・しかし茶帯以上はまだ稽古は終わらない。ここから「棒」の稽古。基本となる「構え・受け・攻撃の5・5・5」何度か道場で教えているのだが、興味があるのかないのか・・・殆ど出来ていない・・・最初からやり直し。ちょっとガッカリ・・・。「テメー、コノヤロウー」今度忘れたら、もう教えんぞ・・・。

 五時半、部屋に帰って夕食までの一時間程は自由時間。子供達は四時半には部屋に帰ったから、二時間程度は自由時間があるか・・・ゲームをしたりお風呂に入ったり、色々だろう。私は、少しのんびりした後、子供達の部屋を見回った。相変わらず臭いし汚い・・・「ちゃんと片付けなさい。明日が大変だぞ・・・」とは言ってみるものの、どうせ、また今日の夜の枕投げで元の木阿弥・・・まっ、いっか・・・おまけに「師範、飴あげる」なんて子供に言われると、ついつい甘くなってしまう。しかし、そのキャンディ、包み紙が取れている。しかもギッチリ握っているのを手渡された・・・舐めてみたが、んっ?ちょっとしょっぱい。でも、嬉しいよな、やっぱり・・・。あなたにも、チェルシー、あげた~い・・・。

 六時半から合宿最後の夕飯。相変わらず、凄いボリュームだ。「いただきます」を言って食べ始めるが・・・どうやら、寝てる子もいるし、はしゃいでいる子もいる。それぞれだ。でも、みんな、充足感はあるだろう。なんてったって、親元離れて自分で着替えも、食事も、寝起きも、そして、後輩の面倒も見て、空手も覚えなくちゃならないし、共同生活なので、自分の思うように行かないストレスもあるだろうし・・・我慢する心、頑張れば出来るんだと言う自信、友達が出来た喜び・・・それぞれの人が、何かを感じ、何かを掴んだ合宿だと思う。

 最後の夜も、子供達は相変わらず、はしゃぎまくっていたが、前日よりは早目に寝たようだ。私達大人は、いよいよ本番の親睦会。次の日は早朝稽古が無いので、思う存分飲める・・・の筈が、菜穂ちゃんと私は、次の日は福島市で、バスケットボールのスポーツ少年団からの依頼で、「スポーツ障害を予防し、運動能力アップのためのトレーニング方法」と銘打った、スポーツ教室の講師がある。なんと、出発は朝七時・・・また、ゆっくり飲めない。心残りはあるが、明日のバスケの指導者の方々との、新しい出会いを期待して床に就く。
 忙しい合間を縫っての合宿、疲れた体に鞭打っての稽古・・・しかし、充足感がある。この合宿を誰よりも楽しみにしていたのは、もしかしたら自分かもしれない・・・と、日記には書いておこう・・・。
                         
                                  
        
category - 押忍

夏季合宿・・・その1

2007/ 07/ 19
                 
7月14日
 夏季合宿所のルネサンス棚倉へ二時集合。二時半より、近くの体育館で稽古となるが、台風4号の影響で、生憎の雨のためホテルから体育館までの、たった2~300mの距離を、バスでピストン輸送して貰う。ただし、160人の大移動なので、全員が体育館に揃うまでかなりの時間を要す。予定より三十分程遅れて稽古開始。
 
 流石に160人も揃うと壮大だ。正座で心を落ち着かせ、準備運動から基本稽古に入る。合宿の三日間、福島中央テレビの取材の方も同行している為、常にカメラが回っており、皆一様に緊張している様子。全種類の基本を終え、たっぷり汗を掻いた後、基本の立ち方の稽古に入る。ここでしっかり立ち方を学び、移動稽古に入った。この時点では、子供達もまだまだ元気に大きな気合を出している。移動稽古が終わり、五分間の水分補給・・・時計を見ると、もう四時を回っており稽古時間も残り少ない。急いで整列させ、基本的な運足の稽古(追い足、退き足、送り足・・・)に入り、次に組手立ちからのステップ(サイド、逆、ジグザグ、スイッチ・・・)で、初日の稽古が終わった。
 
 部屋に戻り、夕食までは自由時間である。各々が温泉に入ったり、テレビを見たり、ゲームをしたり・・・何故か、カップヌードルを買ってる子もいる。これから夕飯なのに・・・???・・・インド人もビックリ・・・。
 
 六時半から夕食バイキング。この施設は料理が上手い。子供達もたらふく食べたようだ。ジュースも飲み放題。しかし・・・ソーダとオレンジジュースと何かを混ぜて、奇妙な色のものを飲んでいる子もいる・・・一応注意するが、どんな味か興味はある・・・が、もちろん飲みたくは無い。
 
 夕飯が終り部屋に戻ると、子供達はまたお風呂に行く模様。廊下で会う子は誰もがとにかく楽しそうにはしゃいでいる・・・ん?騒いでいると言った方が合っているか・・・。部屋も見回ったが、九時の消灯まで、とにかくてんやわんや・・・楽しいんだろうから仕方無いか・・・と、多少大目にみてやる。しかし、この甘やかしたのがいけなかった。真夜中になっても子供達は騒いで寝ない・・・真面目に寝ようとしている子は、うるさくて眠れないと騒いでいるし、中にはホームシックで泣いている子もいる。ここで、とうとう私も甘やかした事を反省し一喝した。「騒いでいる子は、今すぐお家の人を呼ぶから帰れ!」子供達・・・「寝ます、寝ます・・・おやすみなさい・・・」イヤハヤ、よほど合宿が楽しいんだろうな・・・魔法の呪文である。

 子供達が寝静まってから、(実際は寝ている筈も無く、たぬき寝入りに決まっている。きっと、枕投げや、ピンポンダッシュをしているのは疑う余地も無い)大人達は一堂に会し親睦会。自己紹介をしながら楽しい一時を過ごすが、明日は早朝六時から稽古・・・十二時半過ぎにはお開きとする。この間、もちろん何度も子供達の騒ぎを聞き付け、各部屋の大人の責任者は幾度と無く中座し、見回りに行く。
 正直、私も子供達が楽しくて寝れない気持ちはわかるし、合宿に連れて来た側としては嬉しい事ではある。合宿だから・・・と大目に見てやりたいが、やはり守るべき処はキッチリ守らせねば、何処までが許容範囲なのか、子供達も判断出来なくなってしまう。厳しくしながらも、暖かく見守ってあげなければならない・・・逞しく育って欲しい・・・ハイリ ハイリフレ ハイリホー ハイリハイリフレッホッホー 大きくなれよ 丸大ハンバーグ・・・どうだ・・・。                         続く
                         
                                  
        
category - 押忍

太氣拳・・・

2007/ 07/ 13
                 
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 昨日、太氣拳の佐藤嘉道先生の道場に伺い、稽古をつけて頂いた。久し振りの稽古であったが、マンツーマンで色々と教えて頂き、とても充実した時間であった。
 
 午後一時に到着。先生が玄関まで出迎えて下さる。早速、コーヒーと奥様手作りのケーキをご馳走になるが、どうやら前もって準備して下さっていた様で、大変恐縮する。三十分程歓談するが、いつの間にか、話しをしながら、先生の体が動いており稽古が始まっていた・・・慌てて着替える。
 まずは立禅。しかし・・・何度教えて頂いてもちゃんと立てていない。結局、太氣の稽古は、私がよく理解していない事から、門馬道場では殆ど教えていないので、必然的に私の一人稽古になる。すると、色んな疑問が湧き不安になる。たまに電話で、先生に聞く事もあるが、ついつい細かい理屈を詰め込もうとして、格闘技雑誌に出ている色んな太氣の先生方の本を参考にしてしまう。でも・・・先生がおっしゃる立禅は単純明快。ごちゃごちゃした理屈はいらないらしい。昨日は再び、足幅等のイロハから教えて頂き、ようやく立禅が少しだけわかりかけた気がする。次に放静で氣を入れ、「揺」と続く。そして「這」となって内的な鍛錬は終わるが、私は空手を長年やっているので、腰が安定しており、這いはあまりやらなくてもよいと言われた。基本が終わると、いよいよ実際の技に入る。歩法をやりながら「払手・迎手・差手」・・・いわゆる「練」。その後、先生に前蹴りを蹴って頂いたり、袋竹刀で打って頂いたり・・・最後は先生と「推手」をした後、「探手」を少しやって、この日の稽古を終えた。前回は、パンチングミットを延々と打たされたり、袋竹刀で延々と叩かれたり・・・どちらかというと、体力的にキツイ稽古だったが、今回は、私が細かい理屈で悩んでいるのに気付いてか、理論的な稽古が多く、あまり疲れは無かったが、脳みそは爆発しそうだった。

 夕方の四時半迄、約三時間の稽古・・・あっと言う間だったが、その後、先生が自宅からスポーツドリンクを持って来てくれ、喉を潤しながらまたもや武道談義。そして、また体が動き自然と稽古が始まる・・・また話し込む・・・また動く・・・の繰り返し。そのうち、今度は奥様が、冷たいお茶を持って来てくれた。お茶を飲みながら先生が書いた本の話になる。「拳聖 澤井健一先生」「心に響く言の葉」・・・。私は「拳聖・・・」は二十数年前に第一刷で出版したものを、もちろんサイン入りで持っているが、先生の書棚に改訂版の第四刷があったので、手にとってマジマジと見ていたら、物欲しげに見えたのか、「心に響く・・・」と二冊、サイン入りで頂いてしまった。「スミマセン、有難う御座います。お金払いますから・・・」などと、野暮な事を言ってしまい、今考えても赤面するが、先生は優しく笑いながら「いいから、やるよ」とおっしゃってくれた。

 ふと、時計を見ると、六時半・・・ヤバイ・・・その日は本部で七時から私の指導日・・・高速を飛ばしても道場迄たっぷり二時間はかかる。マズイな・・・と思いながら、それでもしっかり恒例の記念写真を奥様に撮って頂いた。おまけに、奥様がアンティーク物に描いた絵や、その作品を写真に撮り、本にされたものを見せて頂きました。しかし・・・本当にご夫婦揃って素敵です。

 玄関先で、お二人に見送りまでして頂き、私も笑顔で車に乗り込み、いざ出発したが・・・ヤバイ・・・間に合わない・・・もう六時四十五分・・・背もたれに背中をつける事無く、前に重心を置き、前のめりになりながら高速を飛ばしたお蔭か(変わる筈ないってが・・・)八時半には道場に着きました。つーか、遅刻・・・?お詫びに、この日は習ってきた事を、そのまま道場の皆に伝えました。でも、私自身がまだ整理出来ていないのですが・・・。
 明日から三日間の合宿・・・百六十名参加・・・そして台風4号・・・どうなる事やら・・・合宿の一般部の稽古では、太氣の稽古も取り入れたいと思います。それまでに、教えて頂いた事を咀嚼しておかねば・・・。そして、秋には佐藤先生が、門馬道場に教えに来てくれます。それまでに、皆頑張って少しはものにしましょうね・・・アメニモマケズ ネブソクニモマケズ・・・。
                         
                                  
        
category - 押忍

新宿にて

2007/ 07/ 04
                 
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 昨日は、池袋の総本部に行って来た。仕事も兼ねての東京出張…。泊まったホテルは、新宿のヒルトン東京…。写真は窓からの景色である。んー、リッチ…。たまには、こういう息抜きも必要である。

 そういえば、前のブログで、何気なく書いた「男は黙ってサッポロビール」…多分三十年以上前に、サッポロビールが、三船敏郎さんを起用して作ったコマーシャルの傑作コピーだが…ウケてる…なんでか今でもウケてる…。んっ?なんで皆知ってんだ…?まあ、いい。なんか楽しい。古い事を知っててくれたのが嬉しいのか…気分上々。ツンツンツノダのテーユー号である。
 これは知らないだろ…。
                         
                                  
        
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武の道・・・

2007/ 07/ 02
                 
 昨日、中畑小学校の日曜授業参観があり、それが終了してから、6年生及び保護者の方々、そして先生方を対象に「教育講演会」と言う事で、スポーツ教室が開催された。その講師が私だったのだが・・・実は・・・私はPTAの役員でもある。しかし、日頃の忙しさにかまけて、あまり行事等に参加出来ていない事から、少々、後ろめたい気もしながら、講師を務めさせて頂いた。講演会には、100名を越える程の参加者がおり、大盛況だった?・・・と、思う。この日は、菜穂ちゃんと奈美ちゃんを助手に従え、万全な体制で臨んだのだが、あまり時間も無かったため、簡単な講話の後は、スポーツ障害を予防するストレッチングに終始した。

 最近、学校や幼稚園等、様々な所から講演や教室開催、そして演武の依頼があるが、これもひとえに日頃から武道教育を念頭においた、私達、門馬道場の活動が認知されてきたからだろうと思う。確かに、現代社会に於いて、「武道」や「道場」という言葉の持つ意味は大きい。しかし・・・。
 これらの言葉を前面に出せば、日本古来よりの伝統文化として、何となく礼儀や精神論を大事にしている様な印象がある。だが、前にもこのブログで書いた通り、武道、武道と声高らかに言っている人に限って大した事が無い。スポーツじゃありませんと言いながら、子供達に道場内を走らせ、基本、移動、型をそこそこに、ミットを蹴らせて、最後は組手・・・スポーツ以外の何者でもないが、うちは叱って殴って正座させてるから武道ですって・・・?あまりにスポーツをバカにしてるというべきか、世間を知らないというべきか・・・。入会キャンペーンをやらないし、スポーツ少年団にも加盟しない、保護者に意見は言わせない・・・何故なら、うちは「道場」としての役割を持っているからと、曖昧な言葉で、さも、しっかりしている様に話す。でも・・・インターネットに一所懸命他人の悪口を書き込み、道場生にある事無い事言いふらし、それで生徒を集め、生計立ててる人は偉そうに言えないと思うのだが・・・。
 「道場」とは、お釈迦さまが、菩提樹の下に座って一週間後、暁の空に明星を見てにわかに悟りを開かれたと言う場所。要は、大げさに道場として看板を掲げなくても、本人が真剣に精神を修行しようとする場が即、道場である。そこは自分の部屋でも、道端でも良い。しかし、社会経験も満足に無く、他人を誹謗中傷しないと自分の正当性を主張する事も出来ず、空手で生計を立てる事に躍起になっている人が、トップになって教えているような場所は、断じて「道場」とは言わない。
 「武道」とは・・・武術、いわゆる人を倒す為の術に、それ以上の大和魂等の心極める精神性を観想し、終りの無い精神修養の道としたものである。私達は、その武道を通して何を学び、そして何に活かすか・・・そこが一番大事であると思う。

 子供にとっての武道とは、運動による障害を抱えない様にしながらも、「我慢する心・諦めない心」を育み、やれば出来るんだという事を学ぶ。いわば、人格形成を理念としたスポーツであれば良いと思う。今の指導者はスポーツ障害に疎過ぎ、小学校低学年から既に危険に晒されているのが現状である。一番の原因はスポーツ少年団の活動にあると言っても過言ではない。私達は、その危険から少しでも多くの子供を救うために、これからも無料で色んな学校、施設を巡り、先生方や指導者、そして子供達にストレッチングの重要性や、SAQトレーニングの素晴らしさを伝えて行きたいと思う。その為にもスポーツ少年団に、自ら加盟して門戸を開き、内側からの改革も必要である。空手は武道、何でスポーツ少年団になんか加盟するんだ・・・などと言う声も聞いた事はあるが、以上の様な理由から、私に言わせれば論外である。
 
 では、成人にとっての武道とは・・・一般社会生活に活かす事。男なら、汗まみれになり、痣をつくり、あっちこっちに湿布を貼りながら・・・それでも稽古が終われば、ビールを飲みながら武道談義に花を咲かす・・・。そんな日々を送っていれば、会社での嫌な事も、夫婦喧嘩も何のその・・・明日への活力が漲る。
 およそ一般社会では、相手が自分を本気でぶっ倒しに来るなんて事は、そうは無い。でもその非日常的な事を経験しながら、歯を食いしばりながら耐え、子供と同じ様に「我慢する心・諦めない心」を持ち続け、やれば出来るんだという事を学び、仕事や社会生活の色んな事に活かす。その姿勢はおのずと、部下、同僚、上司、女房、子供にも伝わり、まさに「率先垂範」・・・元気のいいオヤジの出来上がり・・・格好いい。女性は・・・美容と健康でいいと思うが・・・この件に関しては後に譲る(持論はあるのだが・・・)。

 ある先生に言われた言葉がある。「武道、道場・・・道がつくものには、すぐ精神論を唱えたがるが、そんなに大した事ではないし、人に教えて貰うものでもない。何かを掴むために、自分が一所懸命歩いて行こうと思ったら、そこは道である」と・・・。要は、「武」の「道」を活かすも殺すも自分次第。武の定義は色々あると思うが、何処を目指し、何に活かすか・・・それを真摯に捉えられない人が、安易に「道」を語るからややこしくなる。
 男は黙ってサッポロビール・・・古い・・・。