FC2ブログ

2006年11月

        
category - 押忍

ワールドカップ・・最終

2006/ 11/ 30
                 
 朝9時起床、10時から朝食を摂る。さて、いよいよ最終日だ。今回のオーストラリア遠征、唯一の自由行動の日。当然、海に行かなけりゃ話にならない。朝食後、まずは海水浴・・・の前に砂浜で撮影をした。空手衣をまとった怪しい4人が、はしゃぎながら海に向って蹴りや突きを繰り出している・・・海水浴客にはどう写ったろうか・・・でも、そこに居る人達と二度と会う事は無いし、まっ、いいかって感じだ。暫し撮影をした後、ようやく海へ・・・アキラと義和師範と自分がまず泳ぐ。菜穂、奈美コンビがまだ来ない・・・つーか、この二人水着持って来てない・・・。「お前な~若い女性がオーストラリアに来るのに、水着持たないで空手衣だけ持ってくるか、普通・・・」とかぶつぶつ言ってると、一応半ズボン(バミューダと言ったら笑われた・・・)は持ってきたらしく二人とも海に入ってきた。と・・・間もなく、怪しい車が近付いて来て、何やらスピーカーでがなりたてている。あっ・・・ここは遊泳禁止区域・・・パトロール車だ。慌てて海から出て、平身低頭しながら、荷物抱えて200メートル程移動。やっと落ち着いて泳げるぞ~。波は荒いが、水は凄い綺麗だ。砂浜も真っ白で、おがくずみたいな砂。宮古島に行った時を思い出した。女性二人は水着じゃないが、大きい波に飲まれて頭から全身ビショビショ。ついでに、波に転がされてズボンもTシャツも脱げそう。お前な~・・・。しかし、考えてみると、彼女達が道場に入門してからもう9年程経つ。でも、空手着姿ばかりで、おまけに二人ともスカートを履かないので、素脚を見た事が無い。(二人とも、そんな筈は無い、何回も脚出してますよ・・と言ってるが・・覚えてないっちゅうの・・)でも、今回はちゃんと見させて頂きました。とても・・・で・・・な脚でした。30分位の短い時間だと思うが、思いっきり波と戯れ、とても楽しかった。

 一時ごろホテルに帰り、皆でショッピングセンターへ。そして、帰りは遊園地へ・・・。ここで凄い乗り物に遭遇。両側の高いタワーの天辺から、タワー中間の地面まで、ちょうど“M”の字みたいな形で下から引っ張り、一瞬にしてロケットみたいに垂直に上がって、上がるだけ上がったら落ちてくる。そんな信じられない乗り物に・・・皆乗ろうか、乗らまいか迷っている。意味不明・・・。そして、なんと、アキラと義和師範が乗った。発射する前からアキラは涙目、義和師範は平然・・・と思ったが、発射と同時に思いっきり悲鳴。続いて、菜穂、奈美コンビが・・・。ギャー・・と言うより$%#$%&$$&*+&%・・・何を言ってるかわからない。だから止めとけばいいのに・・・。じゃ、帰ろう・・・と思ったら、なんか様子が変。「次は師範の番です。アレ、やらないんですか?」って・・・。俺は高所恐怖症なの。押入れの上の段でも足がすくむ。屋根なんか当然立って歩けない。だから、この信じられない乗り物に乗る、乗らない等と、悩む必要が全く無い、つーか悩む人の気が知れない。そんな訳で、颯爽と出口に向って歩いて行ったが、後ろから異様な気が体全体に感じられた。何と思われても、ならぬものはならぬ・・・高所の恐怖を味わうよりは、冷たい視線に晒された方がどんなに楽か・・・。

 最後の晩餐・・・博多の長浜ラーメン・・これが旨い。多分オーストラリアに来て、ステーキの次に旨かった。そしてハードロックカフェでカクテルを飲み、ホテルへと帰った。帰り道、街中がハロウィンで盛り上がっていたが、私達は今回、遠くから見るだけに留まった。いよいよオーストラリアともお別れ。朝方三時半にはホテルを出発だ。皆で別れを惜しむように一時位まで飲んだ。

 一睡もしないで、飛行機へ。帰りはガラガラで、足を延ばせて眠れそう。静かに目を閉じながら、また来たいと強く思った。疲れた遠征だったけど、結果も残せたし、色んな人達とも出会った。日本に留まらず、世界を歩くっていいもんだ。実は・・ダグ師範と約束している。来年の7月はニュージーランドの大会に行くと・・・。行けたらいいな~。空手・・・万国共通・・。空手・・・万歳・・。極真空手をやってて本当に良かったな~・・・。
                         
                                  
        
category - 押忍

極真空手チャレンジカップ東京

2006/ 11/ 24
                 
 マス大山メモリアル 極真空手チャレンジカップ 東京大会が終了しました。結果・・・まず型・・・出場した5クラスのうち3クラス優勝、入賞者7名。結果は上出来ですが、しかし・・・私は、色んな県で型講習会を行ったりして、かなりの道場の型を見てきましたが・・・子供や女性に限って言えば、当大会はかなりレベルが高く、門馬道場も益々頑張らねばならないと気を引き締めました。そんな中での統河、祐伍、郁美の3クラス優勝は見事でした。そして準優勝の章仁、愛美、晃、三位の彩乃も堂々と見応えのある型をうちました。
 組手に関しても、10クラスのうち6クラスで優勝、入賞者11名。もちろん上出来。小1クラス優勝の魁人、小2優勝の新(アラタ)、小4優勝の祐伍(型とダブル優勝)、小6優勝の稜、小2準優勝の崇人、幼年三位の駿太、萌、小1三位の統河(型とダブル入賞)、一般女子優勝の純子ちゃん、準優勝の郁美(型とダブル入賞)、シニア初級クラス優勝の明浩クン・・・と、門馬道場の活躍が目立ちました。もちろん惜しくも負けた人も頑張ったし、本当に見てて感動しました。特に・・・祐樹・・・お前、負けちゃったけど本当に強くなったな・・・。

 極真空手は組手が命、組手が強くなければならない・・・極真の世界では一般論として言われているこの言葉に、異を唱える気は毛頭ありません。でもだからと言って、型は下手でもいいとは誰も言ってません。確かに、20代・・・大会に出て結果を残したい若者は、型を練り込んでいる時間はありません。ミットやサンドバック等、組手主体で稽古し、ウエイトをがんがんやって・・・当然の選択だと思います。逆に、型、型と声高に叫んで、20代から30代半ばに、型を主体に稽古している人で大会組手が強い人を見た事がありません。しかし、子供や、女子や壮年、そして殆どの一般の社会人の方々は違います。そんな稽古ばっかりやってたら、みんな空手の本質に触れる事無く、空手の、イヤ、道場の底が見えて辞めてしまいます。空手道とはもっともっと奥深いものなのに・・・特に、指導をある程度している人は組手ばかりでは無く、型に対する造詣をもう少し深めて貰いたいものです。よく、大会等でどっかの師範や指導員が型の演武をするのを見ますが、少年部より下手ですもんね・・・。道場の先生が、ビデオや本を見て覚えた型を、子供達に教えてる・・・子供が上達する筈がありません。でも、それなのに子供より先生の方が型が下手なのは、これいかに・・・。信じられませんがそんな道場もあるんです。

 色んな大会に参加し、毎回良い成績をおさめさせて頂いてますが、そんな折、よく他の道場の先生に「子供達を大会で勝たせる為に、門馬道場ではどんな稽古をしているのですか?」と聞かれます・・・決まって「特別な事は何もしていません。主に基本、移動、型です」と答えます。そう言うと、イヤミな奴だなーと思われたり、教えたくないんだな~と思われてるのかもしれません・・・が、本当なんです。基本、移動で神経系の反射速度を速めたり、型で体幹部を鍛えたり、つまりは身体の運動能力全般を向上させる事が出来ますから(SAQです)、普段からそういう事を意識して稽古してるんです。私はスポーツインストラクターもやっていますから、子供のスポーツ障害には敏感なので、子供の日常稽古でのスパーリングやミットは殆どやらせません。つーか、全くやらないと言っても過言ではありません。もちろん女子部もやらせません。やらせたくありません。やっぱ女子は美しくなければ・・・ねー・・・。
 基本、移動、型・・・これらには強くなるエキスがたっぷり含まれています。だから型が上手い子は組手も強い。組手が強い子は型も上手い。今回の大会ではそれを証明出来たかなと思います。
 ただし、単に型の稽古をして上手くなったから、組手が強くなるかと言ったら、それはもちろん違います。・・・“意識”・・・これがなくして型と組手の融合は有り得ません。そんな訳で、我道場は、今日もまた基本をビッシリやります。
                         
                                  
        
category - 押忍

いじめ・・・

2006/ 11/ 18
                 
 いじめによる自殺・・・最近、イヤ、昔からか・・こんなニュースが後を絶ちません。私は空手を通じて色んな子供と係わり合ってるから、ニュースを聞くと、色んな想いが交錯します。時には、身近な子供達とオーバーラップする事も・・・。いじめ・・・心が荒廃してたり、心が未成熟な人に顕れる、一つの症状と言えるかもしれません。心の成熟した完全な人間は居ません。だからいじめは、子供に限らず、大人でも引き起こす可能性はあります。たぶん・・・イヤ間違いなく、日常でも起きているでしょう。でも要は、それを行った人や受けた人が、いじめと感じるかどうかです。普通だったら、ささいな批判や悪戯を、いちいちいじめとは感じない筈。それは心に免疫があるから・・。心が成長する過程において出来上がった免疫。じゃあ、その免疫は誰がつける?もちろん自分・・・そして、親。少なくとも学校や教育委員会じゃありません。じゃあ、その免疫をつけるにはどうすればいい?・・・筋トレと同じで、負荷、つまり試練を与え、自分の力で乗り切り、そしてまた次の試練を乗り切る。そんな事の繰り返しでしか免疫はつかないと思います。免疫とは心の強さ・・・。誤解を恐れずに言えば、いじめる方もいじめられる方もそれなりの原因のある場合が多いのですが・・・でも・・・子供でさえ、これだけ毎日色んな人と係わってるし・・それぞれ性格違うし・・誰でも好き嫌いあるし、仕方ない・・・この世からいじめを失くす唯一の方法・・・それは「自分の心を強くする事」・・これしか無いと思います。試練?・・どうやって与えよう?・・親があえていじめる?それじゃ駄目。スパルタ式の特訓をやらせる?私は反対。じゃあ・・・普通で良いんです。私は立場上、運動を継続させる事をお奨めしますが、子供は、子供也の事情があり、休みたい、サボりたい日が必ずあります。その時、親がどう真剣に対処するかです。休ませちゃ駄目とは言いませんが、なるべく背中を押してあげる事です。新聞少年は休めない。新聞少年の様な精神力を見習いたいものです。もちろん大人も・・・。

 先日の11日、郡山青年会議所45周年記念事業で「こころのサミット2006」が開催され、その中で記念講演会として、夜回り先生 水谷修先生のお話を生でお聞きしました。水谷先生のお話しはテレビで何度か拝聴しており、機会があれば是非にと思っていました。たまたま、郡山道場のあやめさん家族が抽選で当たったという事でしたので、連れて行ってもらいました。相変わらずの素晴らしい語り、素晴らしい内容、そして素晴らしい活動。また、主催者挨拶として郡山青年会議所の理事長?の謝辞も感動する、素晴らしいものでした。

 そんな素晴らしい講演会でしたが、その中で我意を得たり、と思う事がありましたので紹介します。水谷先生曰く、「いじめについて問題提起しているお父さんやお母さんがよく言います。「学校は、先生は、教育委員会は、県は、国は、何をしてるんだー」じゃあ、聞きます。あなた(両親)は何をしたんですか?」・・・。どうでしょうか?・・・。私は道場で色んな子供の話を聞きます。子供が助けを求めてるのは、学校でも、教育委員会でも、県でも、国でもありません。お父さんやお母さんにです。子供の事で悩んでる皆さん、真剣に係わってあげて下さい。真剣とは、触らば切れる本物の刀で、一刀両断されそうな、そんな状況下での切羽詰まった心持ちです。水谷先生が何故素晴らしいか?そんな状況下で、実際に取り組み、私財を投げ打って実践しているからだと思います。私達では真似出来ません。願わくば、水谷先生の話だけ聞いて、経験も実践も無い大人が、さもわかったふりをし、言葉だけの能書きで、子供を説教する大人が出て来なければいいなと考えてる今日この頃です。でも、居るんだよな~これが・・・。子供に係わっていない人に、青少年健全育成は無理です。想像でしか話せないから・・・。そして、子供の心は言葉だけでは動かない。「率先垂範」・・・これに尽きます。

 最後に・・・講演会が終わった後、あやめさん宅にじゅんこちゃんと一緒に、ご招待を受けました。あやめさんとおばあちゃんが作ってくれた餃子、厚焼き玉子、唐揚げ、サラダ・・・そして芋焼酎。美味しかったな~。子供達も、テツオさんも最後は眠そうだったけど・・・つーか寝てたか・・・また行きたいな~。熱々の餃子食べたいな~。あっ、催促じゃないですよ。独り言、独り言・・・。
                         
                                  
        
category - 押忍

ワールドカップ・・最終の前

2006/ 11/ 17
                 
 さてさて、キャメロン師範の道場に着き、中を見回す。懐かしい昔の写真が一杯壁に張ってある。道場を一周して全ての写真に目を通す。そして、着替えて稽古・・・今日からオーストラリア国内の支部長達のサマーキャンプらしく支部長達が10名程居たろうか・・そして日本人が義和師範と釘嶋師範と私、そして菜穂ちゃんと奈美ちゃん、ニュージーランドのダグ師範、後はそこの道場の指導員達・・合計30名程か。紹介が終わりいよいよ稽古突入。準備体操・・ダグ師範が行うが、1964年に総本部に来た時の方法を今でも続けているとの事。殆ど同じではあるが、微妙に難しい。そして基本・・こちらは順番も何も変わらない。しかし、時間がもったいないらしく、正拳中段突きから全て20本づつノンストップ。そして最後は前蹴上げを560本。前蹴りなら1000本蹴った事は幾度とあるが、前蹴上げは、果たして・・・。でもこれも実を言うと、最初キャメロン師範は280本と言っていたので、私は前蹴上げをやりながら数えていた。しかし・・・やはりアバウト・・・280本過ぎても終わらない。ま、まさか・・・案の定最後までいきました。それから、寝技の稽古。突きを受けて、腕ひしぎ逆十字に極めるまでの反復。こっちは朝食も抜き、前の日は紹興酒、おまけに寝不足、全ての稽古が終わった頃は午後一時を回ってました。喉が渇いて、腹が減って、身体もダルイ・・ときたもんだ。カツ丼喰いて~。しかし、昼食を食べに行った先は・・・サブウエィ・・・私は腹が空いてたので一番デカイサンドイッチを食べましたが、ナント菜穂ちゃんと奈美ちゃんも同じ物を頼みやがった・・・。喰えるか?でも後で聞いたら二人とも、サブウエィってオーストラリアにしかないと思って、記念だからと無理して喰った模様・・・。義和師範が「池袋駅周辺だけでも4~5軒ありますよ」と笑って言うと、菜穂ちゃん曰く「でも中身は違いますよね・・・」義和師範「同じです」とキッパリ。菜穂ちゃん「でも、キャベツとかはオーストラリアのじゃないですか?」義和師範「・・・・・」。

 ホテルに戻ると、皆でお土産を買いに街へ。詳細は避けるが、釘嶋師範、ここでも愛すべきキャラクターを発揮してくれ、爆笑しながらの楽しい買い物でした。夜は皆で居酒屋へ。久しぶりの日本食だ・・・と言っても3~4日ぶりだが・・・しかし、あまり美味しくは無い。まっ、海外で食べる日本食はこんなもんだろうと思いながら、日本酒を頼んで呑んだ。んっ?水?なんじゃこりゃ~。釘嶋師範も呑んでたので「これ日本酒の味しませんよね?」と聞いたら「あっ、そう言われればそうですね。焼酎かと思って呑んでました」と笑った。私がすかさず「あっ、焼酎頼んだんですか?」と聞くと「いや、日本酒です」「・・・・・」一同大爆笑。私はキッチリ店員さんに言って、原液の日本酒に交換してもらいました。どうやら、殆どが水だったようです。こんな感じだったので、ホテルへ帰る途中、なんとなく小腹が空いた様な気がして、皆でコンビニでカップヌードルを買いました。釘嶋師範が一足先に明日帰るので、名残惜しかったのもあって、また私の部屋で呑みました。楽しい時間を暫し過ごした後、いよいよ釘嶋師範とはお別れです。ドアの前で固い握手をし、「また、日本で会いましょう。気を付けて帰って下さい」とお別れの挨拶をして、ふと部屋を見たら、あれ程買ったお土産や、荷物が私の部屋へ・・・。「釘嶋師範~」と呼んで、「お土産いらないのですか?」と聞いたら一同大爆笑。再び握手して、両脇に荷物を抱えた釘嶋師範・・・お辞儀しながら、エレベーターと反対方向に帰って行きました・・・。無事日本に帰れるだろうか・・・。つづく・・。
                         
                                  
        
category - 押忍

ワールドカップ・・報告その3

2006/ 11/ 09
                 
 大興奮の大会も終了し、場所はそのままサヨナラパーティ会場へ。とりあえずビールで「乾杯」・・・旨い。格別だ。この日は、朝のドタバタから始まったせいか、お昼ご飯を食べていない。すきっ腹に流し込むビールは効く。私は食べてから呑む方で、すきっ腹の時はあまり美味しいとは思わないのだが、この時ばかりは本当に旨かった。そうだ・・・「優勝」した事を門馬道場の皆に知らせなきゃ・・賢二に電話した。「おーご苦労さん」「押忍。お疲れ様です」「今日の結果なんだけど、菜穂ちゃんが優勝したぞ」「エッ!?押忍?」「エッ、押忍じゃなくて、菜穂ちゃんが優勝、奈美ちゃんが三位になったの」「えーっ!ホントですか~」「すごいべ」「すごいですね」「皆に報告してな」「押忍。わかりました」・・と言う短い会話の後、菜穂ちゃんにその事を伝えたら、「賢二先輩、ビックリしてましたか?」「してね」「な~んだ」とガッカリしてたが、ホントはビックリしてたかも・・・。よくわからんのだよな・・賢二は感情の起伏が・・。と、言う事で、その後はダグ師範や、オーストラリアの分支部長達とも有意義な話しをさせてもらい(多分通じてると思うのだが・・・)お開きとなった。その後・・・義和師範と釘嶋師範と私達三人の計五人で夜の街へ・・・。時間も遅く開いている店があまり無かった事から、何故か中国料理店に入った。お腹は既にパンパンだった事から、食べ物はあまり頼まず、義和師範が好きだと言う紹興酒を頼んだが・・・特異なキャラクターを持つ釘嶋師範は「美味しい、美味しい」と言いながら殆ど量が減らず、そのうちコックリコックリと船を漕ぐ様は何とも可愛らしかった。(釘嶋師範は最初から最後までボケをかますのだが・・・もしかして天然?)
 次の日・・・昨日の紹興酒が効いたのか、朝十時に目が覚め、シャワーを浴びてると、キャメロン師範から電話が・・・。いや~な予感。「門馬師範、何してるの?もう稽古始まってるよ」「エーッ、うそ~」「うそうそ、今、下のロビーに迎えに来たから稽古に行きましょう」・・・。つーか、まだ朝飯食ってねえしー・・・。仕方がないんで、彼女達にも電話してすぐさまロビーへ・・。義和師範たちも同じような状況らしく、眠そうな顔をしながら、皆でキャメロン師範の道場へ。またまたつづく・・・。なかなか終わらない・・。
                         
                                  
        
category - 押忍

ワールドカップ・・報告その2

2006/ 11/ 03
                 
 大会当日、大会は午後2時からと言う事だったので、9時に起床。長旅の疲れも多少は取れた。シャワーを浴び、10時頃朝食をとろうとホテル内のレストランへ行く途中のロビーで、キャメロン師範と会ったので「押忍、おはようございます」。すると・・・キャメロン師範「押忍、門馬師範。急いで。選手は10時半受付、11時から開会式です」・・・ハッ!?聞いてないよ~・・・。でも、仕方ない。急いで二人は着替え、受付を済ませ、ストレッチに入る。私は・・・レストランでブレックファースト・・・俺だけゴメン。
 そして、いよいよ試合開始。でも、なんか雰囲気が違う。極真独特の緊張感が無い様な・・・。この大会「2006キョクシンワールドカップ」と銘打ってはあるが、他流派の参加が異様に多い。聞くところによると、極真会館、武術協会、伝統派の空手協会と三団体の共催みたいなのだが・・・詳細はわからない。ただ、見た感じ、テコンドー、カンフー、伝統空手・・・みたいな人達がやけに目立つ。なんで・・・あっ、わかった・・道着が赤い人や、道着は白くても、両脇に赤い線や黄色い線が入っているから目立つんだ。なんかワクワクしてくる。とりわけ「ドラゴンボール」の「天下一武道会」の様相を呈している。もちろん亀仙人みたいな人もいる。こりゃ~もしかして凄い大会かもと思えてきた。
 部門は「組手・・寸止めとフルコンの2部門」と「空手の型・・一般及び女子の中級と上級」と「武器術の型」等がある。その中でも組手は凄い。だって、カンフー対極真や伝統派対太極拳とか、よくわからない拳法対極真なんだもの・・・正に天下一武道会、または極真の第一回全日本の様だ。それに・・・寸止めルールに出てた人が、極真ルールにも挑戦している。これは日本ではなかなか見られない。流派の垣根を越えた素晴らしい大会だと言えると思う。私は審判をやらせて頂いたが、他流の人は極真スタイルの挨拶がわからないらしく「正面に礼」と言うと、主審を見て「ハッ?」という顔をし、「主審に礼」と言うとお互い礼をして闘おうとする。「ちょっ、ちょっ、待てよ~」てな感じで、最初の頃はイヤハヤ苦労した。しかし、やはり極真は素晴らしい。勝ち上ったのは、ほぼ極真で軽量級も重量級も、優勝したのは極真の選手(たぶん準優勝も)。他流派の選手も慣れない極真ルールで頑張ったが、でも一番感じたのは、倒す技もスタミナも無い。やはり、極真は日頃の稽古量の豊富さが違うのかなと、自分が極真である事を改めて誇らしく思えた。
 そして、いよいよ型の話題に・・・。この大会、前にも述べた通り完全なるオープントーナメント。伝統派から極真まで色んな人の参加がある。組手はそこが素晴らしいかもしれないが、しかし、型は・・・極真って型は元々下手くそ。組手第一主義だからそれも仕方が無い。なのに・・・キャメロン師範に聞いたら、「今回の大会には、伝統派の型の世界大会に出場して入賞している女性が出てる。凄い上手いよ。」・・・そりゃ上手いでしょう・・・。それって反則じゃない?って思うが、オーストラリアまで来て、おめおめ負けて帰る訳にはいかない。ゼッテー勝ちてぃー。そう思いながら、二人にアドバイスを与える。二人とも女性であるが故に、繊細な型は打てるがダイナミックさが無い。どうしても日本の型競技に於いては細かい所作ばかりに目がいきがちになるが、本来の型は実戦に使えなくては意味を成さない。要するに捌いて、いなして、突いて蹴る。その動作を極端に簡潔に、演武線上の動きに限定したのが“型”であるから、ならば簡潔に演武線上を移動しながら、受けて、突いて蹴る。その一挙手一投足に極真本来のダイナミックさを表現出来れば、結果負けても悔いは無い・・・よく型は実戦に使える等と言いながら、型ばかり稽古し、肝心な胴体から放つ突き蹴りより、細かい所にばかりこだわり、結果、組手で全く勝てない極真系道場も存在するが、言語道断であると思う。実戦に使える事・・・それは、突きや蹴りにスピードや力、つまり威力がある事が第一。そうでなければ、つまりは伝統派の方が、より型に対し洗練されているし上手い。そこの部分で競ったら多分、イヤ必ず負ける。その想いは二人も同じなのではないか・・・。「いつも稽古で言っている様に、基本は大きくダイナミックに、今日も大きくダイナミックにいこう」・・・「押忍」。
女子型の部は20名の選手で競われたが、順番は試合直前のくじ引き。ここで、なんとトップが菜穂ちゃんで次が奈美ちゃん。日本の選手が続いてしまった。これが凶とでるか吉とでるか・・・。「#%$&#$・・・ナホーコ、イワサーキ」(アナウンスが聞き取れない・・つーか英語がわからない)。いよいよ菜穂ちゃんの型が始まった。「観空」・・・相変わらず声がでかい。早さも丁度いい、前屈、後屈、騎馬立ち・・腰も安定している。「エイ」気合もでかい。諸手突きから両手伏せのタイミングも決まった。最後の下段突き、「エイ」。決まった~。ヨッシャー。三人の審判が点数をつけている。極真の審判は一人だけ。あとの二人は伝統派。日本人の審判はいない。集計が終わった様だ。結果は・・・?続いて奈美ちゃん。「観空」・・・声はそこそこでかい。んっ?やけに技が遅い、どうしたんだ?ただ菜穂ちゃん同様、立ち方は安定している。身長がある分、手足が長いから菜穂ちゃんよりもダイナミックには見える。最後の下段突き、「エイ」。決まった~。ヨッシャー。その後、色々な選手が型を打つが、みんな上手い。「征遠鎮」をやった子は、バランスが良く、緩急もあり表現力もあった。審判によっては奈美ちゃんよりも上手いと判断されるかも・・・。でも菜穂ちゃんよりは劣るな・・と思いながら次々と型を見る。そして、いよいよあの世界大会入賞者。アリャリャ・・・上手い・・・上手過ぎ・・・菜穂ちゃん、負けたかも・・でも私は個人的に、あの伝統派の型の動きが好きではないのですが・・・腕は鎖骨と肩甲骨からが腕、足は骨盤、もっと言うならいわゆる腸腰筋も含めて足、でも、どうもその女性の型は、肩や鼠頸部からしか動いてないし、居着きまくりだし・・・。とにかく、後は結果を待つのみ。発表の仕方は上位三人を試合場に並ばせ、それから三位、二位、一位と発表する。結果が出た。「#%$&#$・・・ナホーコ、イワサーキ」やったー、まず菜穂ちゃんは入った。次・・「#%$&#$・・・(名前がわからない)」・・奈美ちゃんは呼ばれない・・・次・・「#%$&#$・・・ナミーコ、サトウ」やったー、二人とも入賞だ。そして順位は・・・まず三位・・「#%$&#$・・・ナミーコ、サトウ」奈美ちゃん三位おめでとう。続いて・・「#%$&#$・・・(名前がわからない)」・・と言う事は・・・「#%$&#$・・・ナホーコ、イワサーキ」やった~!!!優勝だ~!!!凄い、凄い、凄い。周りにいた喜久子代表初め、義和師範、釘嶋師範、キャメロン師範、ジム師範、ダグ師範達と握手し歓喜の嵐。そして。その他、名前も顔もよくわからない人達からも握手攻め。菜穂ちゃん、奈美ちゃんとも握手をし、彼女達も色んな人達から握手や撮影の嵐。おめでとう。ホントに良くやった。二人とも頑張ったな。門馬道場バンザイ。目頭を熱くし、私はずっと余韻に浸り、そのままその場所からずっと離れられませんでした。つづく・・・。
                         
                                  
        
category - 押忍

ワールドカップ・・報告その1

2006/ 11/ 02
                 
 ワールドカップの結果・・・岩崎「優勝」、佐藤「三位」でした。応援して頂いた皆様、有難う御座いました。向こうでの様子を知りたい方も多いでしょうから、取り急ぎ概要を述べます。

 新幹線で新白河4:15発だが、腹が減っては戦が出来ぬ・・・と、言う事で、三人で立ち食い天ぷらうどんやそばを喰う。中途半端な時間ではあるが・・・ナント、他の二人は立ち食いそば屋が初めてらしい・・・。
 成田空港9:40発ブリスベン行き・・だが・・飛行機を待っている間、三人でカレーを食べる。私は「勝つカレー」勝てるといいが・・と思いながら・・・ダサッ。
 空港で喜久子代表や義和師範達と合流し、予定通りの飛行機に乗り込むが、席はみんなバラバラ。私達三人も、一緒が無理なら通路側がいい・・という事でみんなバラバラ。およそ9時間、機内食を食べ、ワインと、ビールと、ウィスキーを飲み、本まで読んでみるが興奮のせいか、全然眠れない。たまにウトウトすると、隣の乗客二人がトイレに行くため、起こされる。あ~っ失敗・・通路側は多少ゆったりするし、自分がトイレに行くのに便利かと思って頼んだのに、人のトイレまで付き合わされるとは・・・。ウーッ、眠いけど寝れない。
 地獄の9時間が過ぎて、ようやくブリスベンに到着。現地時間7:20分(日本時間6:20分)。
しかし、そこからゴールドコーストまでは95kmもあるらしく、バスで移動。とてもキツイが仕方が無い。でも、移動中1時間程寝れたかな・・・。
 ようやくホテルに着き、義和師範始め日本人6人で早速街の探索に出掛ける。が・・・腹が減っている。オーストラリアだから・・・肉・・?発想が貧しいが、とりあえずステーキとビールだ・・という事でビールで乾杯。ウマイ・・・ステーキも厚いしウマイ・・・でも、ライスが無い・・。頼むの忘れた・・・仕方が無いので、ビールでお腹一杯にする。そして、昼間からほろ酔い気分。ここはオーストラリア・・・そう思うととても気分が良い。すぐ近くの海に足を延ばす。綺麗だ・・・とても綺麗な海の色・・・砂も真っ白でサラサラ・・大会が終わったら泳ごうとみんなで誓う。
 賑わいのある街をほぼ一周してからホテルに戻る。3時からは審判講習会。キャメロン師範より、ジム師範やダグ師範他、各国の色々な師範や支部長を紹介される、が・・・名前が覚えられない・・・。菜穂ちゃんと奈美ちゃんは会場の雰囲気を見たいと言うことで、一緒に会場入りし、道場のみんなから貰った横断幕を貼る。外国人から「オォーゥ」の歓声。みんなアリガトね。
審判講習終了後、6:30分からウェルカムパーティがあると知らされるが、この頃から、少しずつ島国日本とは明らかに違う、大陸特有?の大雑把さ・・・いわゆる細かい事は気にしない・・・を感じ始める。
 パーティと言われても、正装は持ってきてないし、審判服を着るのもなーと考えていると、キャメロン師範から、「サンダルでなければ何でもいいよ」と言われ安心して10分前に会場へ・・・あれっ・・・人があまりいない・・・つーか、スーツを着た人が10人位・・・場所間違えたか・・・と思いつつ、「ディス、キョクシンパーティ?」と訳のわからない英語で聞いたら「イエス」とにっこり握手された。それから一時間半・・・主催者が来ないまま、日本語の全くわからない外国の師範達と、英語を殆ど話せない私達とビールを飲みながら盛り上がる。ちなみに唯一「菜穂チャンズ、イングリッシュ」は健在で向こうの師範たちも感心してたようである。しかし、それにしても腹が減っている。でも、ビールしかない・・・キャメロン師範はまだ来ない・・・このままパーティは終わり?・・・と思ってた所に、ようやくキャメロン師範が来て「では、会場に移動してパーティを始めます」・・・?だって、6時半からって言ったのに・・・。結局パーティが始まったのが8時10分・・・なんか、アバウトだなーと思いながらも、会場に入ると凄いご馳走・・・挨拶が始まるが、英語なので殆どわからない。乾杯してからとにかくガッツク。義和師範は隣にいるが殆ど喋らない・・・もちろん私も喋らない。喰うだけ喰った。お腹一杯・・・場の雰囲気も和み、色んな方々が私達のテーブルに来てくれるが、どうせ話がわからない。日本の空手事情を話しているみたいだが、私と義和師範はとにかく眠い。色んな話が飛び交っている中、二人はひたすら船を漕ぐ。限界・・・。失礼ながら日本人は喜久子代表を残して早々と退席、明日の為に寝ます・・・ごめんなさい。でも、パーティが1時間半も遅れた方も悪いんじゃないかなーなーんて思っていたのですが・・・次の日の大会のタイムスケジュールからしたら、こんな事ぐらい屁でもない事に、その時はまだ気付く筈もなく・・・。ちなみに大会は当初、夕方5時からと聞き、現地入りしてからは午後の2時からと聞いていたのですが、真相はいかに・・・。乞う、ご期待。すいません・・・これから用事が入ってしまって・・・またすぐ書き込みます。